ローソン、不要レシートを「トイレットペーパー」に 年間約20万キロの廃棄、まずは12店舗でリサイクル
ローソンは9月1日から一部店舗で、利用客が不要としたレシートを回収し、トイレットペーパーに再生する取り組みを始める。
ローソンは9月1日から、静岡県富士市内の12店舗で、利用客が不要としたレシートを回収し、トイレットペーパーに再生する取り組みを始める。再生紙メーカーのコアレックス信栄(静岡県富士市)と連携する。
回収したレシートは、ローソン店舗以外から集めた古紙とともにトイレットペーパーの原料として再利用する。製造したトイレットペーパーの一部は、店舗のトイレで使用する予定だ。
利用客がレジ前の「不要レシート回収 BOX」に入れたレシートを、店舗側で段ボール箱にまとめる。コアレックス信栄が月1回、段ボール箱を回収し、1箱当たり約7キログラムのレシートにつき、30メートル巻きのダブルタイプのトイレットペーパー1ロールを店舗に提供する。
コンビニは購入金額が比較的低く、利用客がレシートを持ち帰らないケースも多い。全国のローソンでは年間約20万キログラムのレシートを廃棄しているという。
ローソンは2024年12月と2025年4月に、東京都内の3店舗でレシートをトイレットペーパーに再生する実証実験を実施した。約6割の利用客が「不要レシート回収 BOX」を利用し、従業員からは「捨てていたレシートがトイレットペーパーに生まれ変わるのがうれしい」といった声が寄せられた。
レシートに使われる感熱紙は、一般的な古紙リサイクルでは再利用が難しく、個人情報への配慮も必要になる。今回、コアレックス信栄独自の再資源化技術により、リサイクルが可能になったという。
実証実験で店舗側、利用客の双方に問題がなかったことから、静岡県富士市内の店舗で本格導入する。1店舗当たり月2箱分のレシート回収を見込んでおり、12店舗合計では半年間で約80キログラムをリサイクルする。回収したレシートは古紙とともに再資源化され、月間約70ロールのトイレットペーパーに再生される。
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