ローソンが「月見フェア」を大幅強化 月見商品を3→19品に、おにぎりや油そばも
ローソンが「月見フェア」に本腰を入れる。2026年は商品数を前年の3品から19品に増やし、おにぎりやデザート、麺などカテゴリーを拡大する。
ローソンは8月31日から「月見フェア」を開催する。月をイメージした卵を使った弁当やおにぎり、デザート、パンなど計19品を発売する。同社では2024年から月見商品を展開しており、2026年は商品カテゴリーを広げ、幅広い年代の取り込みを狙う。
月に見立てた卵加工品をのせた「月見カルボナーラポテトサラダ」(333円)や、鶏つくねと半熟卵を組み合わせた「とろ〜り月見つくね丼」(646円)、満月をイメージした「月見カスタードプリンタルト」(254円)、卵黄ソースを包んだ「月見仕立てのメンチカツ」(168円)などを販売する。
「とろ〜り月見おにぎり」(297円)では、目玉焼き風のオムレツをおにぎりにトッピングし、見た目から月見感を楽しめるようにした。「とろ〜り月見ミートチーズパン」(246円)は、ソフトな食感のフランスパン生地にミートソースとチーズを合わせ、半熟卵風の具材をのせた。
通常は秋から冬にかけて汁が入った暖かい麺類に注力する中、今回はあえて汁なしの「旨辛醤油だれの月見油そば」(599円)をラインアップに加えた。ラーメンよりも価格が安い傾向にある油そばやまぜそばを好む若年層が多いという。月見商品でもこうしたニーズを取り込む考えだ。
外食市場では、秋の風物詩として「月見グルメ」が定着しつつある。日本マクドナルドも「月見バーガー」を展開しており、2026年で35年目を迎える。
ローソンが月見商品に参入したのは2024年だ。初年度は4品、2025年は3品の弁当やハンバーガーを発売し、2年間の累計で300万個以上を販売した。購入者は40代以上が中心だったという。
2026年は、商品数を19品に大幅に増やすとともに、おにぎりやデザート、麺などにカテゴリーを拡大した。価格帯も200円前後から700円台まで広げ、若年層を含む幅広い年代に手に取ってもらえるラインアップをそろえた。
月見をイメージする卵を使ったメニューは、弁当やおにぎり、麺、デザートなどさまざまなカテゴリーと組み合わせやすい。月見フェアをきっかけに店舗を訪れてもらい、フェア商品だけでなく通常の商品も購入してもらう狙いもある。
ローソンで商品本部 米飯・デリカ部シニアマネジャーを務める大澤勝司氏は「商売として売り上げが期待できるものになってきたと実感している。“月見のローソン”という名前を残していきたい」と説明した。
8月31日からの2週間で、1店舗当たりの1日の売上高「日販」を前年同月比3%増にすることを目指す。
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