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目新しいものだけがDXじゃない 三井倉庫HD、DXに投じた200億円の“意外な配分”(3/3 ページ)
「DX銘柄」に初めて選ばれた三井倉庫ホールディングス。同社はどのような考えのもとで、DXを進めてきたのか。物流業界ならではのDXの難しさや青写真について、上級執行役員・情報システム担当の佐野直人氏に聞いた。
「物流はバトンリレー」 業界全体の変革へ
──物流業界ならではのDXの難しさはありますか。
物流は1社だけでは完結しません。荷主がいて、協力会社がいて、多くの物流会社がつながって初めて荷物が動きます。
私は「物流はバトンリレー」だと思っています。これから先、1社だけでDXを進めても限界があります。荷主や協力会社とデータを連携し、業界全体でDXを推進していくことが必要になります。共同配送のような取り組みも広がっていますが、今後はAIも活用しながら、競争だけではなく協業も進めていかなければならないでしょう。
DXは1社のトランスフォーメーションから、業界全体のトランスフォーメーションという段階に、物流業界は入っていくのではないかと考えています。
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