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「持病は?」「子どもは?」 面接官が“聞いてはいけない質問”をする本当の問題(1/3 ページ)
面接で不必要な質問をすると誤った評価につながる。重要なのは人物を知ることではなく業務適性を見極めることだ。条件や課題を具体的かつリアルに伝え、実績を深く掘り下げる「質問力」こそが正当な判断を生む。
「子どもはいますか? 結婚の予定はありますか?」
「持病はありませんか?」
「発達障害はありますか?」
採用面接で、こんな質問をした、もしくはされたことはないだろうか。
応募者の人柄を知りたい。長く働ける人なのか見極めたい。入社後のミスマッチを防ぎたい――。
面接官に悪気はない。「相手をよく知ろう」とした結果、つい聞いてしまっていることも多い。採用面接における問題の本質はまさにそこにある。
質問で得た情報を、何の評価に使うのか
筆者の実感では、面接官自身が「質問の意図」を明確に説明できないケースは多い。
7月、日本財団が発達障害・精神疾患の診断を受けた人を対象にした調査を公表した。障害者手帳を持たず、一般枠で就職活動をした人の76.5%が、医療機関での診断結果を企業に開示した経験がなかった。その理由で最も多かったのは、開示したことで不採用になった経験、または不採用になることへの懸念である。
「言わないなら、面接で聞けばいい」と思うかもしれないが、話はそう単純ではないのだ。
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