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「あの時気付いていれば……」 モンスター社員を面接で見抜く、たった一つの重要質問(1/4 ページ)

彼らは「嘘をついている」わけではない。ゆがんだレンズを通して世界を見ているため、彼らにとって「正しいこと=周囲が悪であること」という構図は、疑いようのない真実として映っているのだ。

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著者プロフィール:村上 ゆかり

コラムニスト。1児の母。リクルートにて人材業界で法人営業、面接、面談フォロー実績数百件を経験。人事役員等と伴走し様々な人事課題に向き合う。広告業界にて5000人集客イベント企画&事務局経験、福祉業界では人事管理職として新卒及び中途採用を1人で設計から実務まで担当し年間約120人採用を達成。国会議員秘書約4年半を経験後、フリーで活動を始め、執筆のほか企業の人事採用コンサルタント等を手掛ける。アンガーマネジメント講師。


 「ようやく、一人決まった……」

 採用内定書を出した瞬間、深いため息に似た安堵(あんど)をつく人は少なくないだろう。

 厚生労働省が発表した直近の有効求人倍率は1.1〜1.2倍台で高止まりし、職種によっては5倍を超えるという異常事態が続いている。求人を出してもなかなか人は集まらず、疲弊しきった現場社員から「誰か早く入れてくれ」と無言の圧力をかけられる。そんな中で現れた“一見良さそうな応募者”は、砂漠で見つけた水のように尊く見えるものだ。


「モンスター社員」を見抜けなかった代償は大きい(ゲッティイメージズ、以下同)

 わずかな違和感にいつのまにか蓋(ふた)をして、迎え入れた新しい社員。しかしそのあと現場の空気は一変する。採用した社員は、いわゆるモンスター社員だった。

 人手不足を解消するために招き入れたはずの人員が、皮肉にも、残っていた社員たちの士気を奪い、さらなる離職の引き金を引く。問題を起こす社員を一度採用すれば、辞めさせるにしても続けさせるにしても、相当な労力がかかる。

 現代の企業において、採用ノウハウの獲得は死活問題だ。しかし、「人手不足」の文字が躍るときほど、人の目は曇りやすい。

 トラブルに直結するモンスター社員を見抜くためのたった一つの質問、そのノウハウがまさに今、求められている。

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