コラム
50代の転職で年収アップ? いやいや、その前に考えたい「転職が決まるか」という問題(1/6 ページ)
50代の転職では「年収アップ」が注目されがちだが、実際には希望する条件で転職できるかどうかが大きな壁になる。役職定年や定年再雇用を前に、転職のタイミングや専門性、正社員以外の選択肢について考える。
「50代の転職では年収が下がる」。多くの方が、そう思っているのではないだろうか。
転職に関する各種調査を見ると、50代以降でも、転職後に年収が上がった人が一定数いる、というデータがある。数字だけを見れば、50代以降の転職も決して悲観すべき状況ではないように見える。
ただ、ここで考えてみてほしい。私たちは「年収が上がる転職なのか、下がる転職なのか」ということばかりを気にしすぎてはいないだろうか。
3000人以上のシニアのセカンドキャリアを支援してきた実感からすると、50代以降の転職では、年収の増減以前に考えるべきことがある。そもそも、希望する条件で転職が決まるのか、という問題だ。
今回は、転職に関するデータと実際の転職市場で起きていることの違いを整理しながら、50代以降が今後の働き方を考える上で、本当に見るべきポイントについて考えたい。
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