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なぜ、ドンキや歌舞伎町に外国人観光客が殺到するのか 日本でも取り組み進む「ナイトタイムエコノミー」(2/3 ページ)

日本でも徐々に環境が整備されつつある「ナイトタイムエコノミー」。欧米など海外と比較してまだ弱いとされるこの領域で、今後何が必要なのだろうか。

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NTEの一角を担うドンキ

 小売店ではディスカウントストアの「ドン・キホーテ」が半ば観光地化している。

 新宿・秋葉原・浅草など、観光名所に近い店舗は昼間もインバウンドが多いが、周辺の小売店が閉店する夜の遅い時間には24時間営業のドンキが目立つようになる。かつての日本人客が東南アジアの市場を探索するように、外国人客はドンキの菓子やキャラクターグッズ、貴金属の売場を探索する。

 ドンキは多言語に対応している。化粧品や医薬品、キャラクター商品を強化した観光地周辺のインバウンド特化型店舗では、免税売上高の割合が6割を超える。幅広い商品を扱っていることに加え、棚いっぱいに陳列する「圧縮陳列」のレジャー性が彼らを引きつけている。商品単価が低いことも人気の理由だ。

 ドンキを運営するPPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)によると、インバウンドのうち4分の1以上がドンキを訪れるという。2026年6月期の免税売上高は前年度比31.2%増の2286億円で、百貨店を超える水準になっている(高島屋の2026年2月期における年間免税売上高は845億円)。

 飲食関連では、インバウンドの中には日本人ほどグルメを重視せず、夕食にあえてコンビニ飯を選ぶ層もいる。「ファミチキ」などのホットスナックやサンドイッチは、安くておいしいとインバウンドに好評だ。そうした側面から、コンビニも観光におけるNTEの一翼を担っている。

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