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なぜ都市型スーパー「ライフ」が北陸の地場スーパーを買ったのか? 15兆円市場を揺るがす「脱・レールサイド」の動き:小売・流通アナリストの視点(1/6 ページ)

ライフのアルビス買収の裏には、スーパー業界全体のある動きが見て取れる……。

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筆者プロフィール:中井彰人(なかい あきひと)

みずほ銀行産業調査部・流通アナリスト12年間の後、独立。地域流通「愛」を貫き、全国各地への出張の日々を経て、モータリゼーションと業態盛衰の関連性に注目した独自の流通理論に到達。執筆、講演活動:ITmediaビジネスオンラインほか、月刊連載6本以上、TV等マスコミ出演多数。

主な著書:「小売ビジネス」(2025年 クロスメディア・パブリッシング社)、「図解即戦力 小売業界」(2021年 技術評論社)。東洋経済オンラインアワード2023(ニューウエイヴ賞)受賞。


 2026年9月、大手スーパー「ライフコーポレーション」(以下、ライフ)が北陸の地場スーパー「アルビス」を買収することが報じられた。ライフは清水信次氏が大阪で創業。東京にも進出し、首都圏、京阪神の二大都市圏に多くの店舗を構えている。食品スーパーとして屈指の企業となったが、現在の筆頭株主は三菱商事であり、子会社の三菱食品と合わせると25.5%の大株主である。


アルビスを買収したライフ(出典:ライフコーポレーションのプレスリリース)

 実はアルビスの筆頭株主も三菱商事であり、同様に三菱食品と合わせると18.3%だ。こうして見ると、食品流通の再編に大手商社が動き出したようにも感じるが、実際はどうなのだろうか。その背景を探った。

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