「不正アクセスを受けたかも」IPAが相談窓口を開設 初動対応をサポート、受けられる支援は?
IPA(情報処理推進機構)が「不正アクセス特別相談窓口」を開設した。情報漏えいインシデントの初動対応を支援する。どのようなサポートが受けられるのか。
IPA(情報処理推進機構)は10月16日、相次ぐ不正アクセス被害を受けて「不正アクセス特別相談窓口」を開設した。不正アクセスによる情報漏えいインシデントへの初動対応を支援する。
不正アクセスを受けている、またはその可能性がある全国の企業・組織が対象で、電子メールか電話で相談を受け付ける。電話相談の受付時間は、平日午前9時半〜午後5時半。同窓口の対応内容は、以下の通り。
- 起きている事象をヒアリングし、被害発生の可能性について助言する
- 被害が発生している場合、有効な応急処置案について助言する
- インシデント対応を行う専門業者一覧を紹介する
- 他に必要な相談・報告先などを紹介する
国内では、9月ごろから不正アクセス関連のインシデントが多発。物語コーポレーションが運営する「焼肉きんぐ」公式アプリの登録ユーザー情報約1079万件が漏えいした他、ソフトウェア販売のソースネクストは10月15日、顧客情報など約2251件が漏えいした可能性があると発表した。
IPAは「中小企業を含む全国の企業や組織においては、現在起きている事象から不正アクセスおよび情報漏えい発生の可能性を確認し、応急処置などの初動対応を行うことが重要です」として、早期対応の必要性を訴えている。
速やかに実施すべき「点検」「対策」
IPAは、不正アクセス特別相談窓口に関するWebサイトで、被害を予防するために「調査対象の整理(把握しているか、調査できるか)からはじめることが大切です」と説明。速やかに実施すべき「点検」「対策」として、以下を挙げた。
- 速やかに行うべき「点検」
- 外部に公開しているアプリケーションの精査
- 自組織が利用している外部サービスの洗い出し
- 保有データの再点検
- 速やかに行うべき「対策」
- 外部に公開しているアプリケーションについてその後取り組むべき対策
- 自組織が利用している外部サービスについてその後取り組むべき対策
- 保有するデータについてその後取り組むべき対策
こうした点検・対策の詳細は、IPAが10月9日に公開した「不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえ、速やかに実施すべき対策等について」に記載されている。
セキュリティ対策に役立つガイドライン集
IPAは、同窓口のWebサイトで、対策に役立つガイドラインやチェック項目、制度などの情報を列挙している。
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