【一体何が?】21日夜に「緊急メンテナンス」続々 業務ツール、ソシャゲ、通販、自治体Webサイトなど(2/2 ページ)
10月21日夜に「緊急メンテナンス」の実施を発表する企業が相次いでいる。対象サービスは、業種業界を問わない。いったい何が起きているのか。
緊急メンテの原因は「PHPの脆弱性」か
緊急メンテナンスの理由である「利用しているソフトウェアの脆弱性」とは何なのか。ウマ娘 プリティーダービーを運営するCygamesは「ゲームのサーバで使用しているPHPに関する脆弱性が発見された」として「脆弱性への対策として、システムの安全性を確保するため」にメンテナンスを実施すると説明している。
メンテナンスの理由を明かしていない企業やサービスも多いが、その大半が「PHPの脆弱性」によるものと推測される。
発見された「深刻な脆弱性」 企業への影響は
「PHP」は、WebサイトやWebアプリケーションを開発するためのプログラミング言語だ。ユーザーの操作や入力を反映する「動的なページ」を作成できるため、Webサイトに問い合わせフォームやログイン機能を実装したり、ECサイトのショッピング機能を実現したり、掲示板やSNSのような機能を構築することもでき、多くの企業が利用している。
このPHPに深刻な脆弱性が2件見つかった。脆弱性の深刻度を評価する国際的な枠組み「共通脆弱性評価システム」(CVSS)では、深刻度が最高レベルの「Critical」(緊急)に該当する「CVSS v4.0 9.2」と評価されている。CVSSスコアの範囲は0.0〜10.0で、今回の脆弱性は「9.2」だ。
PHPを提供するThe PHP Groupは、21日午後11時(日本時間)に「修正パッチ」を公開すると発表している。企業の緊急メンテナンスは、修正パッチの適用を見据えたものだろう。
IPA(情報処理推進機構)は、本件について「公開後、速やかにセキュリティリリースを適用するなどの対応ができるよう、事前準備をお願いします」と呼び掛けている。
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