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「皿になるフライパン」の開発秘話 燕三条の老舗メーカーに聞く“当たり前”を取り払った商品の生み出し方は?(3/5 ページ)
皿とフライパンが一体となった「Hetta!」をヒットさせた和平フレイズ。こうしたアイデアは、どのように生まれ、形になっているのか……?
段ボールで試作品を作ることも
アイデアが生まれると、その商品にニーズがあるのか、似た商品がないか、既存商品がどの程度支持されているのかを検討し、商品化が見えてきた段階で仕様を具体化していく。
開発担当者自身が試作品を作ることも多い。「感覚的なものを大事にしたい」と、図だけでは分からないサイズ感や形状、使い勝手などを確かめるために、段ボールを切って原寸大の形を作ることもある。
仕様が固まると設計担当が図面に起こし、工場でサンプルを製作。検証と修正を重ね、量産へ移る。順調であれば半年ほどで商品化できるが、不具合があれば数年かかる。途中で商品化を断念するケースもあるという。
さらに同社の品質保証部では独自の品質基準「WIS」を設けている。特にフライパンや鍋など、火を使う製品を多く扱うため、自由な発想から始まった商品であっても、この基準をクリアしなければ販売しない。
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