コラム
ユニクロ絶好調 「売上高10兆円」が視野に入ったファストリ、柳井氏が挙げる「最大の経営課題」(1/6 ページ)
ユニクロを展開するファーストリテイリングが絶好調だ。2027年8月期には、4兆円の大台を超える見通し。柳井氏は売上高10兆円を視野に入れつつ「最大の経営課題」があると語る。
「ユニクロ」や「GU」を展開するファーストリテイリング(以下、ファストリ)の業績が伸び続けている。2026年8月期の連結業績は、売上高に相当する売上収益が3兆9633億円(前期比16.6%増)、営業利益が7431億円(同31.7%増)。5期連続で過去最高を更新した。
10年前の2016年8月期と比べると、売上収益は約2.2倍、営業利益は約5.8倍に拡大。2027年8月期には、4兆円の大台を超える見通しだ。
けん引役はユニクロ事業で、全ての地域で増収増益を達成した。特に海外が好調で、売り上げは2兆4111億円と国内(1兆848億円)の倍を超える。
海外の中でも伸びが大きいのが欧米だ。北米の売上収益は3649億円(前期比34.6%増)、欧州は5126億円(同38.7%増)。合計は8776億円となり、グレーターチャイナ(中華圏)や、韓国・東南アジアなどの地区を初めて上回った。売上収益でみれば、欧米はいまや海外最大の市場といえる。
ただ、欧米は長くユニクロの課題でもあった。北米事業は2021年8月期まで赤字が続き、同期の北米と欧州の売上収益は連結売上の9.2%にすぎなかった。苦戦してきた欧米で、ユニクロはなぜ伸び続けているのか。
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