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「AIデータセンター」どこに作る? 工場跡地、廃校、洋上、宇宙――ユニークな立地戦略の狙いは(3/5 ページ)

国内で「AIデータセンター」の建設が相次いでいる。その立地は、工場跡地、廃校、洋上などさまざまだ。ユニークな立地戦略の狙いを考察する。

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コンテナ型なら最短2週間で設置 拡張も簡単に

 工期の短縮を突き詰めたのが、ゲットワークス(東京都千代田区)のコンテナ型データセンターだ。輸送用の大型コンテナにサーバラックや冷却設備を組み込み、現地に並べて設置する。

 専用の建屋を一から建てる必要がなく、同社によると最短2週間〜3カ月で納品できる。鹿児島県では、コンテナ10棟からなる1メガワット規模の拠点を契約から4カ月で稼働させた。

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コンテナ型のデータセンターも(出所:ゲットワークス)

 需要に応じてコンテナを追加し、段階的に容量を増やせる点も強みだ。同社は、国内ではAI向けの計算資源の供給が足りていないとして、建設に何年もかけずに素早く供給することを目指す。

地下40メートルのトンネルを活用 三井不動産など

 ゲットワークスのコンテナ技術は、地下でも生かされる。三井不動産、熊谷組、ゲットワークスの3社は10月に「地中型データセンター」を開発すると発表した。

 神戸市が2005年まで土砂の運搬に使っていたトンネルを活用し、データセンターを開発する。総延長14.5キロのうち約3キロにコンテナ型のデータセンター設備を置き、2027年末にサービス提供を始める。

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既存トンネルを活用した地中型データセンターイメージ(出所:三井不動産)

 トンネルの大部分は地下約40メートルより深く、内部は年間を通じて15〜20度に保たれている。冷却には地下水を循環させる水冷方式を採用。地中ならではの耐震性や、外部から近づきにくい安全性を生かし、GPUリソースの需要に加えて、企業や自治体の重要データを安全に保管したいという需要も取り込む狙いだ。

 三井不動産は、全国のトンネルや鉱山跡地を使った複数拠点への展開も目指すとしている。

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