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情報漏えい2.6億人分 焼肉きんぐ、バーガーキング……1000万件超続々、不正アクセス被害企業は?【10月時点】

個人情報保護委員会は、情報漏えいの対象者が延べ約2億6000万人に上ると発表した。10月だけでも1000万件超の漏えいが相次いでいる。事案をまとめた。

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 個人情報の漏えい報告が止まらない。個人情報保護委員会は、4月1日以降に漏えいした、または漏えいの可能性がある対象者数が延べ約2億6000万人に上ると発表した。

 10月16日までに報告があった2094件の不正アクセス事案を集計したもので、重複して計上しているものや、速報値から漏えい数が変わったものが含まれる可能性がある。報告件数は8月は235件、9月が303件、10月は830件で増加傾向にある。4月以降、漏えい対象者数が1000万人以上の事案は6件だった(16日時点)。

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4月1日〜10月16日の、個人情報の漏えい傾向(出所:個人情報保護委員会「最近の不正アクセスによる個人データの漏えい等の傾向」)

1000万件以上の漏えいが続出

 東京商工リサーチによると、2025年までの過去14年間で「1000万件以上の漏えい事件」はわずか3回だった。同社は「2026年は大規模な情報漏えいが続出する異常事態となっている」と指摘する。

 2026年10月30日までに公表があった事案のうち、1000万件の情報が漏えいした、または漏えいした可能性のあるものは主に以下のようなケースだ。

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焼肉きんぐ、バーガーキング、skyticket、カプコンなどで情報漏えいが発生した(画像:ゲッティイメージズ)

7月6日発表 KDDI、メアド1223万1954人分

 KDDIは7月6日、インターネットサービスプロバイダー(ISP事業者)向けメールシステムへの不正アクセスによってメールアドレスが1223万1954人分、パスワードが761万6173人分漏えいしたと発表した。

9月16日発表 画像共有「Gyazo」、ユーザー情報約2362万件

 画像共有サービス「Gyazo」を運営するHelpfeelは9月16日、Gyazoのシステムに対する不正アクセスによって、ユーザー情報約2362万件が外部に流出したと発表した。流出した情報には、ユーザー名、メールアドレス、SNS連携情報などが含まれている。

 また、Gyazoに登録されていた画像のメタデータ約4.9億件も外部に流出した。同データには、画像ID、画像内のテキストを読み取ったデータ、画像の取得元URLなどが含まれている。

10月5日発表 焼肉きんぐ、アプリ会員情報1078万8963件

 「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションは10月5日、焼肉きんぐ公式アプリの会員管理システムに対する不正アクセスによって、1078万8963件の会員情報が漏えいしたと発表した。

 漏えいした情報には、会員番号、アプリ登録名、メールアドレス、電話番号が含まれている。生年月日や郵便番号などは漏えいしていない。クレジットカードなどの決済情報は、同社が保持していないため漏えいはないという。

10月9日発表 旅行予約「skyticket」、利用者情報約1467万件

 旅行予約サイト「skyticket」を運営するアドベンチャーは10月9日、同社サーバに対する不正アクセスによって利用者情報約1467万件が外部に流出したと発表した。skyticketに登録していた氏名、メールアドレス、住所などが含まれる。パスワード情報は流出していない。

 同社は同日、skyticketの業務管理システムへの不正アクセスによって利用者情報1万7780件が流出した可能性があると説明。また「バス予約サービス」の予約情報を予約情報約1万2000件が、第三者に閲覧されたと発表した。

10月15日発表 ソースネクスト、顧客情報2251万9960件(可能性)

 セキュリティソフトや翻訳ツール「POCKETALK」(ポケトーク)を手掛けるソースネクストは10月15日、会員情報を管理するシステムへの不正アクセスによって、顧客情報2251万9960件が外部に流出した可能性があると発表した。同情報には、メールアドレス、パスワード、氏名、所属する企業情報などが含まれている。

10月15日発表 バーガーキング、アプリ会員情報約1118万件

 「バーガーキング」を展開するビーケー・ジャパン(東京都千代田区)は10月15日、バーガーキング公式アプリへの不正アクセスによって、アプリ会員情報約1118万件が漏えいしたと発表した。漏えいしたのは会員ID、メールアドレス、氏名、電話番号など。クレジットカード情報は漏えいしていない。

10月16日発表 ECサイト構築サービス、漏えい対象者約2335万6000人

 ECサイト構築サービス「ショップサーブ」を運営するEストアー(東京都港区)は10月16日、5月に発生した同サービスへの不正アクセスによって約2335万6000人の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。購入者の氏名、住所、メールアドレス、クレジットカード番号の一部などが含まれている。

10月22日発表 カプコン、メアドなど1177万4247件

 カプコンは10月22日、オンライン会員サービス「CAPCOM ID」において不正アクセスが発生し、メールアドレスなど1177万4247件が漏えいしたと発表した。

10月23日発表 佐川急便、問い合わせ情報約5323件(可能性)

 佐川急便は10月23日、同社の「お荷物問い合わせサービス」に対する不正アクセスによって、個人情報など最大5323万件が漏えいした可能性があると発表した。重複を含む数字で、荷物の送り状データ、Webサービス「スマートクラブ」に登録されている顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを含んでいる。

10月26日発表 メール配信ユミルリンク、5162万8280件(可能性)

 メール配信サービス「Cuenote FC」を手掛けるユミルリンクは10月26日、同サービスへの不正アクセスによって49システムで情報漏えいが起きたと発表した。最大5162万8280件の情報が漏えいした可能性があり、配信先メールアドレスなどが含まれる。

10月30日発表 無印良品、アプリ利用者情報2726万件(可能性)

 「無印良品」を展開する良品計画は10月30日、公式アプリ「MUJIアプリ」に対する不正アクセスによって利用者情報約2726万件が漏えいした可能性があると発表した。

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