連載
» 2006年12月22日 20時03分 公開

Vol.01 快楽で行きたいの。快楽旅団

[猪蔵,ITmedia]
travel

いい加減半ズボンで旅に向かうのはよそう…といつも思う。着いたそばからトイレで着替え、早速会議に向かう。ちょっぴり皺の多いスーツは、いまや自分のトレードマークだ。年間渡航数約20回。ほぼ毎月海外に向かう。バックパック背負って出かけていた20代からすでに10年。

持ち物と目的は変わってしまったけれど、一応心は少年のつもり…。されど月に一度は海外に出たい。もうそれはDNAに刻まれたのかもしれない。記憶にはないのだけど僕はヨーロッパのある島国で生を受けた。生まれた場所や民族など複雑な因子が立ち止まる事を不安にさせる。日本から旅立つと「帰る」という気持ちが起こるのは、原風景にこの事があるのかもしれない。そんな毎回空港に降り立つと心が躍ってしょうがない…気持ちを添えてバックパッカー上がりのジェットセッター(たぶん)の日常を綴っていこうと思う。

日頃の物量の多い自分に滅入る事多数。しかし旅路には人が変わったようにミニマルな荷物。もちろん時間をかけ今のスタイルに落ち着いたわけだが…。元は、ただのバックパッカー。改めたのは、やはりバックパッカーは、不遇の一言。非常に周りからの扱いが悪い…。もちろん普通に旅する場合は問題ないが、目的がビジネスがらみだと効果覿面。イミグレーションでも「ビジネスだ」と応えても無しのつぶて…。大きなバックパックで機内に入り、ビジネス席に向かうと明らかに訝しそうな顔。「人間見た目も大事なのね」と少し学習。

こうして自分は、海外に出るときはいかに気持ちよくすごせるかを追求する事にシフトしたのだ。ぎりぎりコストカットも良いけれど、ポイントを抑えて予算を投下すれば、1が10にも100にもなる。例えビジネス出張でも、快楽旅行に変えていく事は簡単だ。

さて旅立つ前に今回は猪蔵の快楽旅行のための必需品をご紹介。

まずは、トランク。常々FRP製のトランクには、食指が伸びない…。旅の諸先輩に聞くところによるとRIMOWA社のものが良いとのこと。アルミでできたその重厚なフォルムに「一目ぼれ」のあとに即座に購入。輝くシルバーの筐体は、使い込むごとに凹み、ステッカーチューン!その輝きはなくなったが、一緒に世界を駆け回ってきた証。いい味出している。無骨ではあるが、ホテルなどで扱いが良くなるのも事実。次は、伝達手段の携帯電話。これは手放せない。片手にFOMAのローミング。そして全世界をほぼカバーする、GSM方式の携帯も使用する2刀流。GSM形式は、SIMカードを指すだけで話す事が可能。訪れる国でプリペイドのSIMを購入し、即日使用。チャージがなくなれば携帯電話ショップに駆け込みチャージする。いまや5カ国ぐらいのSIMカードを使い分け中。

そして忘れがちなのが、ホテルで支給されないスリッパ。自分はここでサンダルを必ず持っていく。ひょっとしたら海外のホテルでは、一番役に立つのがこのサンダルかもしれない。

クロックス社のサンダルを愛用中している。

サンダルといえども意外といろんな服装に合うのがうれしい…。 最後に収納関連2点。トランクの中を整理するのに良いのがこのバキューム袋。空気を抜いて表面積を小さくしスペースを設けると言うもの。なんでもNASA開発らしいが、地元のスーパーでも同じようなものを見かける…。次に長年物色中なのが携帯小物入れ。中々食指が上るものが見つからない…。この連載を期に制作してしまおうかなと画策中。これらのアイテムさえあれば基本的に無敵(PCとかはまたの機会に)。実は現在成田で飛行機待ち。そろそろ時間なので搭乗準備に…。無事メールが届いていますようーに。

ロケ地:東京

■快楽旅行必須品

1)運ぶ

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  • RIMOWA

質実剛健なRIMOWA社のトランク。ドイツケルンに会社を構える同社はすでに創立100年を超える。このタイプは、1930年代に登場。良く一生モノというマヤカシで散財することが多いが、このRIMOWAは正解。すでに10年目を迎えるがトラブルなし。


2)話す

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  • Motorola E790

世界携帯。GSM方式とFOMAのローミングを使用中。GSMは、iTunes 同期可能なモトローラ製「ROKR」E790を使用。おまけにiPodもいらないところがミソ(使っているけど…)。


3)歩く

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  • Crocs Classic

サンダル2.0とでも言うべきパフォーマンス。履き心地軽さ、さらに意外といろんな服装に合うのがうれしい…。


4)収納

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バキューム袋

通常かさばる衣類をすっきり。NASA開発?のスライダー付の衣類圧縮袋。荷物の取り出しが非常にスムース。また何度も繰り返し使用できるのも吉。


著者紹介

猪蔵(いのぞう)

株式会社ヒマナイヌ 取締役副社長いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野編集者兼古物商。大学在学中より映像編集をはじめる。傍ら、株式会社まんだらけの店頭公開業務に取締役として従事。公開後、株式会社イマジカに移籍し、ソフトウェア開発を行なう。また映像専門誌「DVJ」編集デスクも務める。2003年(株)ヒマナイヌを起業。現在は東京麻布十番のカフェ縁縁を経営他、投資会社(株)アストリックス・キャピタル・パートナーズの取締役に就任。一瞬香港在住。プランニングを中心に映像に関するライティングや著書、TV番組の構成も手がけるなど多方面に活躍中。「人への思いやり」や「おもてなし」をテーマに頓知の利いた商品を世に送り出そうと奔走中。


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