針が“後退”?――スウォッチ、個性派クロノグラフを発表+D Style News

» 2007年10月22日 17時47分 公開
[ITmedia]

 スウォッチ グループ ジャパンは、メタルウォッチ「Swatch Irony」(スウォッチ アイロニー)コレクションの新製品「Swatch Irony Chrono Retrograde」(スウォッチ アイロニー クロノ レトログラード)4モデルを発表した。11月初旬から販売開始する。価格は2万9400円〜3万1500円。

photophoto 「SAND STRUCTURE」(左)、「BLUE SIGNS」(右)
photophoto 「COLD HOUR」(左)、「DARK STEEL」(右)

 針が後退(Retrograde)するギミックを備えたクロノグラフ。文字盤の2時位置には5分計を配置し、0から5までのアラビア数字を扇状のダイヤルに刻印、30秒ごとに針が動く。そして4分59秒になると針が瞬時に0の位置まで戻り、これを5分ごとに繰り返す。10時位置に設けられた60分計も同様に、59分59秒になると一気に0の位置まで針が後退する。

 さらに中央の秒針は30秒計となっており、3時から9時位置までの180度しか針が回らず、29秒を示すと0まで戻る仕様になっている。6時位置にはノーマルな円形ダイヤルを配置し、こちらは60秒計として機能する。

 今回はこの個性的なギミックを備えた腕時計を4モデル用意した。「SAND STRUCTURE」(サンド・ストラクチャー/YRS401)は、装飾を控えたクラシックなデザインを採用した。ブラウンのレザーバンドにはホワイトステッチをあしらいカジュアルさを演出。またライトグリーンの文字盤には高級感のあるサンレイ仕上げを施している。価格は2万9400円。

 「BLUE SIGNS」(ブルー・サインズ/YRS402G)は、クリームがかったホワイトの文字盤とコバルトブルーの針とのコントラストがアクセントになっている。バンドにはつや消し/つや出しのスチールリンクを用いて質感を高め、プレーンなベゼルで上品に仕上げた。価格は3万1500円。

 「COLD HOUR」(コールド・アワー/YRS403)は、茶色の型押しレザーバンドを使用。またバンドの縁にはホワイトのステッチをあしらった。文字盤はホワイトとグレーを基調とし、メタリックな装飾を施している。文字盤の下半円を縁取るインデックスには、ホワイトの背景に赤い数字と矢印を刻み、スポーティーな雰囲気も演出した。価格は2万9400円。

 青い文字盤に黒のメッシュをあしらった「DARK STEEL」(ダーク・スチール/YRS400G)。つや消しとつや出しのステンレススチールをバンドに採用した。ベゼルには三角形の目盛りを刻んでいる。6時位置のスモールセカンドは、ブルーの背景にホワイトで目盛りと数字を表示し、アクセントにしている。価格は3万1500円。

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