スポーツ仕様の401馬力エレガントサルーン――マセラティ「クアトロポルテ スポーツGT S」:+D Style News
マセラティのフラッグシップスポーツカーとして、「クアトロポルテ スポーツGT S」が販売される。サスペンションの設定を見直し、車高も低めてレーシーな雰囲気に。
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは11月29日、マセラティの高級スポーツサルーン「クアトロポルテ」の新グレードとして、「クアトロポルテ スポーツGT S」を追加すると発表した。2008年春より販売を開始し、価格は1595万円。
2007年9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開されたモデル。標準のクアトロポルテをベースに開発した。エンジンはベース車と同様に401馬力(295kW)を発揮する4.2リッターV型8気筒だが、レーシングセッティングで高剛性化したサスペンションシステムの採用や車高の低下により、ハンドリング性能や加速性能を向上させている。
ブレーキシステムは新たにブレンボと共同開発した。アルミ製フロントブレーキキャリパーの搭載に加え、スチールとアルミニウムの混合材でつくられた「デュアルキャストディスク」をロードカーとして初採用する。このブレーキディスクは超高温下でも高い制動力を発揮するほか、通常より軽量なため、その分ディスクを大口径化して制動力を高めることができる。そのほか構造とコンパウンドを変更した新型専用タイヤを装着し、ハンドリングと燃費性能を向上させた。
エクステリアは、フロントのグリルとメッシュ、ウインドウフレーム、4本出しエギゾーストパイプをダーククロームに塗装し、ドアハンドルをボディと同色化。ホイールは7本スポークの20インチダーククローム・アルミホイールを採用し、高級感とスポーティーさを両立した。インテリアには、カーボンファイバーとアルミ素材を多用し、スポーツシートや、レザーとアルカンタラを組み合わせたステアリングホイールなどを採用している。
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