タイヤ以外の安全も――プロに教わる“タイヤの安全”その2:+D Style モテるクルマの選び方(1/2 ページ)
前回に引き続き、ブリヂストンの「タイヤセーフティードライビングレッスン」の様子を紹介しちゃいます。タイヤ以外の安全も学べるこのイベント。なにやら大仏様の頭みたいなヘルメットを渡されて……?
さて、ブリヂストンの「タイヤセーフティードライビングレッスン」続編です。
前回は、フルアクセルからフルブレーキングを体験する「ベーシックドライビングレッスン」を行いました。「普段こんなにアクセルもブレーキも踏んだことないんで……」と、参加者同士で大いに盛り上がった後、次のレッスンを受けに隣のテントへ。
そこは「チャイルドシート講習」。
「え?! タイヤセーフティーなのにチャイルドシート?!」と思う方もいるかもしれません。そう、そうなんですよ!! これがこのイベントのスゴイところなんですが、タイヤ以外のクルマに関することまで学べてしまうんですね。
さて、子供は「大人のちっちゃい版」ではありません。大人よりも頭が大きく、骨もやわらかく、首も柔らかいのです。
そんな子供を事故から守るために、そして少しでも事故の衝撃を和らげるためにチャイルドシートがありますが、小さなお子さんのいる家庭の皆さん、チャイルドシートをちゃんと付けていますか?
もちろん付けていますよね?! では、付けている人におうかがいします。チャイルドシートのシートベルト、きちんと締めて乗せていますか?
日本では、6歳未満の子供にチャイルドシートの使用が道路交通法で義務付けられていますが、チャイルドシート自体も、その子供用シートベルトも、ゆるゆるダラダラの状態でお子さんを乗せていらっしゃる方がとても多いのです。もっといいますと、シートベルトを着けずにただチャイルドシートに乗っけるだけの方もいらっしゃると聞きます。
これが、圧倒的に正面衝突が多い日本においてどういう事例を引き起こすかというと、開いたエアバッグとの衝突による頭蓋骨骨折、脳挫傷、シートベルトがきちんと肩にかかっていないことから起こる内臓破裂などなど……。
先述のとおり、骨がやわらかい子供さんの場合、助かったとしても深刻な後遺症を残してしまうことが多いのだそうです。話に聞くだけで恐ろしいのですが、今回のレッスンではその子供の安全にまつわる事例を、身をもって体験させてくれます。
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