三菱、パリモーターショーで「ランサースポーツバック」初披露:+D Style News
三菱が2008年のパリモーターショーでハッチバックモデル「ランサースポーツバック」を初披露。さらにスポーティーモデル「ランサーラリーアート」「ランサースポーツバックラリーアート」の出品も発表された。
三菱自動車は、フランスで10月2日(一般公開は4日)から開催される「Le Mondial De L' Automobile 2008」(パリモーターショー)にて、秋から欧州で販売する「ランサー」(日本名:ギャランフォルティス)のハッチバックモデル「ランサースポーツバック」を初披露する。
またランサーおよびランサースポーツバックにターボエンジンを搭載したスポーティー4WDモデル「ランサーラリーアート」「ランサースポーツバックラリーアート」も同時出品する。
ランサースポーツバックは、同社の特徴的なデザインである台形グリルに大型メッキリングをあしらいスタイリッシュさを強調した、欧州でニーズの高い5ドアスポーツハッチバック。1.5リッター(109馬力)/1.8リッター(143馬力)のガソリンエンジンに加え、2リッター(140馬力)のディーゼルエンジンを設定した。荷室の床面高さを2段階で調節でき、後方シートをレバー操作で簡単に前倒できるなど、実用面や使い勝手に配慮している。2009年春からは新開発のクリーンディーゼルエンジン搭載車もラインアップする予定。
ランサーラリーアート/ランサースポーツバックラリーアートは、ともに連続可変バルブタイミング機構を備えた新開発2リッター4気筒インタークーラーターボ付きエンジンを搭載する。最高出力は240馬力(177kW)、最大トルクは343Nm(35kgm)。高効率トランスミッション「Twin Clutch SST」や、走行状況に応じて駆動力を最適に配分するACD付き4WDシステムなどを採用した。デザイン面では、エアロダイナミクスを追求したうえで、プレミアム感を表現したバンパーデザインを取り入れている。
関連記事
- 日産の新型「ティアナ」が提案する“第3のセダン”像
「セダンには3つのタイプがあるのではないか?」――モダンリビングコンセプトを軸にした初代モデルの意志を受け継ぐ新型「ティアナ」のアイデンティティーを、デザイナー齋藤欣一氏の言葉とともに探る。 - アウディTTクーペに特別な“赤”モデル
アウディTTクーペに、イタリアのサーキットの名称に由来する「ミサノレッド」をボディカラーとした特別仕様車が登場。スタイリッシュでインパクトのある外観に仕上がった。 - アルファ ロメオ、ドゥカティとコラボした特別な「アルファ147」
アルファ ロメオの定番ハッチバック「アルファ147」シリーズから、イタリアのバイクメーカーであるドゥカティとコラボした特別限定モデルが登場する。スポーツマインド溢れる専用デザインが特徴。 - ポルシェ、さらに高出力&高効率なスポーツカー「911」
ポルシェ・ジャパンが直噴エンジン&ダブルクラッチ式トランスミッションを採用した新型スポーツカー「911」シリーズの価格を発表。従来モデルと比較して、最高出力をアップしたほか、CO2排出量も最大15%削減している。 - 日産、より豊かな“モダン”目指した新型セダン「ティアナ」発表
“モダンリビングコンセプト”をキーワードに、大人のラグジュアリーセダンとして登場した日産「ティアナ」がフルモデルチェンジ。従来のデザイン哲学を踏襲しながら、時代にあったモダンデザインを新たに取り入れた。 - メルセデス・ベンツ、SL、SLK、CLSクラスを大幅改良
メルセデス・ベンツのスポーツカー・SLクラス、SLKクラス、プレミアムセダンのCLSクラスが大幅改良。装備の見直しに加え、エクステリアの変更も図られている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.