カシオ、“タフムーブメント”搭載の腕時計「オシアナス」シリーズ:+D Style News
ヨーロピアンテイストのデザインが特徴の電波ソーラー腕時計「オシアナス」シリーズに、針位置自動補正機能などの最新技術の詰まった“タフムーブメント”搭載モデルが登場。
カシオ計算機は9月9日、ヨーロピアンテイストの上質なデザインを特徴とする電波ソーラーウォッチ「OCEANUS(オシアナス)」シリーズから、独自の針位置自動補正機能などを搭載した時計ムーブメント「タフムーブメント」を搭載した新モデルを発表した。11月29日から順次発売する。価格は5万2500〜14万1750円。
新モデルに搭載されるタフムーブメントは、世界6局(日本・2局/中国/アメリカ/ドイツ/イギリス)の標準電波に対応するほか、秒/分/時針の針ずれを防止する針位置自動補正機能、メタルパーツと樹脂パーツの使い分けなどでムーブメントの耐衝撃性能を高めた「ハイブリッドマウント構造」などを採用している。
薄型スタイリッシュな「OCEANUS Manta」新モデル
オシアナスシリーズの中でも薄型のデザインを特徴とする「OCEANUS Manta(オシアナス マンタ)」からは、「OCW-S1200-1AJF」(13万1250円)、「OCW-S1200G-1AJF」(14万1750円)の2モデルが11月29日より販売される。
小型なタフムーブメントの利点を生かし、クロノグラフモデルながらケース厚10.5ミリという薄型フォルムを実現した。ケース側面やバンド側面はザラツ研磨で仕上げられ、鏡面のようなメタルの美しさが強調されている。一方、文字盤は多面カットのインデックスなどで立体感を表現しつつも全体はマット処理で仕上げられ、風防ガラスにも無反射コーティングを施し、落ち着きのあるフェイスデザインとなった。そのほか、タキメーターやワールドタイム表示、スプリット機能付きのストップウォッチなどを備える。
クラシックラインからは全6モデルが登場
クラシックライン「OCEANUS」からは、新たに6モデルがラインアップされる。「OCW-T100TD-1AJF」「OCW-T100TD-7AJF」(ともに5万2500円)は、シンプルなアナログ3針の文字盤を採用し、ベゼルに都市コードを刻印したワールドタイムモデルとなっている。11月29日より販売開始。
「OCW-T400TD-1AJF」(8万9250円)、「OCW-T400TB-1AJF」(8万9250円)、「OCW-T400TG-1AJF」(9万2400円)は、アナログ表示とデジタル表示のコンビネーションモデル。文字盤の3時/9時位置にインダイヤルを、6時/12時位置にはデジタル表示を配し、スポーティーな雰囲気にまとめられている。世界48都市に対応するワールドタイム機能、バッテリーインジケーター表示などを搭載。12月26日より販売する。
「OCW-T600TD-1AJF」(8万4000円)は、ベゼルにタキメーター表示、インナーベゼルにワールドタイム表示を備えたクロノグラフモデル。秒針やインダイヤルにはブルーのアクセントをあしらい、精悍な雰囲気に仕上げられている。11月29日より販売を開始する。
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