黄金REGZAも登場――東京デザイナーズウィーク開幕:+D Style News(2/2 ページ)
毎年恒例となっているデザインイベント“東京デザイナーズウィーク”が今年も開幕。インテリアから時計まで、気になったプロダクトを紹介しよう。
曲線が美しいインテリア
刈谷木材工業のブースに参考展示されていたインテリアの参考出品は、ホワイトアッシュ材を利用した作品が展示されている。中でも、シンプルな曲線によって軽やかな美しさが表現されているロッキングチェアに目が留まった。細部を見ていくと、有機的なひねりの曲線が施されたレッグ部分など、アクセントが随所に効いている。
ロッキングチェアとセットで展示されている照明付きテーブルは、照明のフレームにも木材が使用されている。乾電池駆動のためコードはなく、スッキリした見た目を実現した。ただ、現状では5〜7時間で“電池切れ”となってしまうようだ。
ナイキの歴史をたどる旅
スポーツブランドとしておなじみのナイキもブースを展開している。ナイキブランドの創始者の1人、ビル・バウワーマン氏をはじめとする開発者たちの情熱が、音声解説によってモデルごとに説明される。
「99人とコラボが目標」――999本限定ウォッチ
さまざまな分野で活躍するデザイナーとコラボレーションし、オリジナルのアートウォッチをラインアップする「NUTS COLLECTION」。プロジェクトが始まったのはなんと10年前。横尾忠則氏など著名なデザイナーから知る人ぞ知るアーティストまで、こつこつとコラボを実現し、現在は31本のウォッチがラインアップされている。価格はいずれも1万7850円だ。
モデルはそれぞれ999本限定で販売し、売り切れてしまえばそこで販売終了。すでに、いくつかのモデルは販売が終了している。本当は売り続けたい人気モデルもあるそうだが、そこはこだわりを貫く姿勢だ。最終的には「99人のデザイナー」とコラボを実現することが目標だという。10年で31本――99本のコラボウォッチがズラリと並ぶ日は果たしていつになるか……楽しみである。
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