流麗なラインを持つコンセプトカー、ボルボ「S60コンセプト」:+D Style News
ボルボは、流麗なラインを持ち、歩行者検知システムを搭載するコンセプトカー「S60コンセプト」をデトロイト・モーターショーで発表する。
ボルボ・カー・コーポレーションは、1月11日から開催される北米国際オートショー(デトロイト・モーターショー)でコンセプトカー「S60コンセプト」を発表する。
4人乗りのボルボS60コンセプトは、「スウェーデンの海岸線にあるがけや海、スカンジナビアン・デザインからインスピレーションを受けた」(同社リリース)デザインのモデルで、流れるようなボディーラインが特徴的。
新しくなったラテラル・ショルダー・ラインに伴うスリムなクーペ・ルーフラインとウィンドウ・グラフィックが優しいダブルウェーブを作り出す。台形のフロントグリルには、大きなアイアンマークをあしらった。
インテリアでは、インストルメント・パネルからリアシート・バックレストにかけて浮かぶ、波のような形をしたフローティング・センタースタックが目を引く。このセンタースタックは、スウェーデンのアートクリスタルブランド、オレフォス社製クリスタルパネルを採用した。
安全技術として、車の軌道に踏み出した歩行者を検知する歩行者検知技術と、「フルオートブレーキ付き衝突警告システム」を搭載。警告音とともにフロントガラス上の赤いフラッシュライトが点灯し、ドライバーに危険を知らせる。ドライバーの反応がなく、衝突回避ができない場合には自動的にフルブレーキがかかる。
タイヤは7スポーク20インチホイールと、低扁平率タイヤを採用。ブレーキ・キャリパーは、ブロンズに塗装されており、ボディーの温かみのあるコッパー色と調和している。
高効率GTDi(ガソリン・ターボチャージド・ダイレクト・インジェクション)技術を採用した180馬力の4気筒1.6リッターエンジンを搭載。同技術に、車が停止した際にエンジンをオフにする「スタート・ストップ機能」などを組み合わせ、走行距離1キロあたり119グラムのCO2排出量を実現した。
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