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ラドー、ハードメタルウォッチ「ジ・オリジナル」にスケルトンモデル+D Style News

1962年に登場した世界初のハードメタル使用ウォッチ「ダイヤスター ジ・オリジナル」――その歴史の重みはそのままに、精度への影響がない部分を肉抜きしたスケルトンムーブメントを採用したのが今回の新モデルだ。

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 スウォッチ グループ ジャパンは、ラドーのハードメタルを使用した腕時計「ジ・オリジナル」シリーズから、初のスケルトンモデルを発表した。2009年春からの販売を予定しており、価格はゴールドモデル(R12.829.163)が86万1000円、シルバーモデル(R12.828.163)が84万円。

photophoto ゴールドモデル(左)とシルバーモデル(右)。文字盤はサファイアクリスタル製で、メタルを蒸着したインデックスを備える

 ジ・オリジナルは、1962年に世界初のハードメタル採用ウォッチとして登場した「ダイヤスター ジ・オリジナル」がシリーズの原型であり、ずっしりとボリューム感のあるバレル(樽)型のハードメタルケースが特徴。風防はサファイアクリスタルで、ケースとともに傷がつきにくい。新作は文字盤に金属板ではなく厚さ0.4ミリのサファイアクリスタルを使用し、時刻とともにムーブメントの動きも観賞できるスケルトンモデルに仕上げた。

 内部の構造を見せるため、搭載する自動巻きムーブメント(ETA2892-A2)は精度に影響が出ない範囲でくり抜き加工され、丹念に仕上げが施されている。これにより、テンプや香箱内のゼンマイの動きなどが文字盤上から楽しめる。同社自動巻きモデルの証である“アンカーマーク”は、ケースバックから見られる巻き上げ用ローターのフォルムで表現した。

 ケースサイズは46.5×41ミリ。100メートル防水性能を備える。バンドはステンレス製で、チタニウム製バックルが採用されている。

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