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成熟したエントリー向けデジタル一眼――キヤノン「EOS Kiss X4」(3/5 ページ)

画質やスピード、使い勝手など基本性能に優れ、デジタル一眼レフの入門用に最適なカメラ、キヤノン「EOS Kiss」シリーズ。その7作目となる新製品「EOS Kiss X4」を使ってみた。

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レンズ性能が問われる高精細CMOS

 撮像素子は、エントリーユーザー向けの入門機でありながら、1800万画素という高精細なCMOSセンサーを採用した。有効画素数だけを見れば、中級機「EOS 7D」(レビュー:高画素と高速連写を両立したハイアマ向けEOS――キヤノン「EOS 7D」)に肩を並べ、他社のエントリー機に比べても頭ひとつ抜けている。

 どのくらい高精細になったかは、EOS Kiss X3とEOS Kiss X4を同一条件で撮り比べた、以下の2枚を見て欲しい。わずかな違いとはいえ、建物の外壁の素材感などに差が見られる。ディテールの表現力がいっそう向上したといっていい。ただし、画像サイズが大きくなった分、周辺部の解像感の低下や色収差の発生など、レンズの弱点が余計に目立ってしまうのは仕方ないところだ。

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EOS Kiss X3で撮影。撮影モード:絞り優先AE、絞り:F8、シャッター速度:1/250秒、感度:ISO100、WB:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、レンズ:「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」
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EOS Kiss X4で撮影。撮影モード:絞り優先AE、絞り:F8、シャッター速度:1/250秒、感度:ISO100、WB:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、レンズ:「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」

 高感度撮影時についても比較してみた。一般的に撮像素子のサイズが同じ場合、高画素化するほど個々の画素のサイズが小さくなり、高感度に不利になると言われている。だが、EOS Kiss X4は、EOS Kiss X3よりも画素サイズが小さくなってにもかかわらず、高感度の画質はむしろ向上している。CMOSセンサーそのものの改良、および画像処理の進化といえる。

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EOS Kiss X3で撮影。撮影モード:絞り優先AE、絞り:F3.5、シャッター速度:1/200秒、感度:ISO800、WB:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、レンズ:「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」
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EOS Kiss X4で撮影。撮影モード:絞り優先AE、絞り:F3.5、シャッター速度:1/200秒、感度:ISO800、WB:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、レンズ:「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」

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