レビュー
カメラ任せで最適な写真――サイバーショット「DSC-TX9」:レビュー(3/5 ページ)
「プレミアムおまかせオート」で、手軽に撮影できるのがウリなサイバーショット「DSC-TX9」。3D撮影やフルHD動画機能なども備え、さまざまな機能を気軽に楽しめるのがうれしい。
やはり裏面照射系サイバーショットはおもしろい
TX1から正常に進化したTX9。TX1はまだメモリースティックDuo専用だったが、TX9はもちろんSDメモリーカードが使える。
TX1ではレンズカバーを開きづらかったが、TX9はそんなこともなくスムーズ。プレミアムおまかせオートが入ったおかげでメニューも整理された。が、その分、人物ブレ軽減モードやHDRなどユニークな機能がシーンモードの中に入ってしまったのは、それらの機能を状況に応じて自分で選べる人にとっては残念な結果だ。
でもスイングパノラマや手持ち夜景モードなど、サイバーショットならではの技を楽しみたいなら、手軽にフルHD動画を楽しみたいなら(特にBIS CMOSセンサーの高感度は室内での動画撮影時にうれしい)、TX9は悪くない選択肢といえる。
タッチパネルで操作したい人や薄型モデルが欲しい人はTX9、カメラっぽい沈胴式レンズがいい人はWX5。大ヒットモデル「DSC-HX5V」など春に出たモデルを加えると、BIS CMOSセンサーデジカメもかなり揃ってきた。
デジタルならではの撮影機能を楽しみたい人は一度触ってみるべし。意外に実用的な実装をしているのだ。
作例
まずは普通の作例。晴天下など条件がいい場所では通常の「おまかせオート」と「プレミアムおまかせオート」の差は出なかったので、普通の写真をば。
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