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より高画質な写りを求める人へ――LUMIX「DMC-LX5」(3/4 ページ)

広角系ハイエンドコンパクトの「LUMIX LX」シリーズへ2年ぶりの新製品。デザインや基本スペックはそのまに、より明るく高画質な絵が撮れるようになった。前モデル「DMC-LX3」と比較しながらじっくり見ていこう。

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作例を見ながらLX5をチェックする

 では作例を見ながら細かい機能の話を。多くの作例がアスペクト比3:2なのは個人的に一番しっくりくるアスペクト比であることと、LX5の背面液晶パネルが3:2なので撮りやすいからだ。まずは24ミリ相当の広角と、90ミリ相当の望遠をそれぞれ超解像オンとオフで撮ってみた。

左上から、24ミリ相当/超解像オフ。90ミリ相当/超解像オフ。90ミリ相当/超解像オン。20ミリ相当/超解像オン/超解像ズーム使用/ハッピーカラー。

 超解像の効果は等倍レベルでチェックしてください。ディテールが明らかにくっきりしてくるのが分かる。きりっとした写真が好きな人や風景をプリントしたい人には超解像が役立つだろう。

 なお、超解像を利用したデジタルズーム(効果は1.3倍まで)も用意されている。インテリジェントオートのポジションでは自動的にそれが効くので、そちらで撮ったものを。なお、色がちょっと派手なのは画質を「ハッピーカラー」にしているから。ちょっと伸びるだけだが、けっこう実用レベルかと思う。

 次はおまかせオートのハッピーカラー写真を3枚。


神田明神。おまかせオートにすると暗部補正が自動的にはたらく。ハッピーカラーにするとこのようにハデハデに。これはこれでアリだと思う。50ミリ相当 1/400秒 F4 ISO200

お茶の水。同じくハッピーカラーで。派手すぎて気持ちいいくらい。24ミリ相当 1/800秒 F4 ISO200

花をハッピーカラーで撮るとこんなあでやかに。望遠端でもマクロモードにすれば30センチまで寄れて楽しい。120ミリ相当(超解像ズーム使用) 1/500秒 F4 ISO80

 ワイド端だとレンズ前1センチまで寄れる。これとF2の明るいレンズを組み合わせるとこんなふわっとした写真も。


24ミリ相当 1/100秒 F2 ISO80 プログラムオート

 マイカラーモードにはピンホール、ポップなどアート系フィルタが多数用意されている。これはピンホールモードで撮った眠り猫。デジタルならではの遊びだ。


65ミリ相当 1/5秒 F2.9 ISO400 ピンホール

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