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4600万画素 新型Foveon X3のコンパクトデジカメ 「SIGMA DP1 Merrill」「SIGMA DP2 Merrill」
シグマがデジタル一眼「SD1」と同様のセンサーを搭載したコンパクトデジカメ「SIGMA DP1 Merrill」「SIGMA DP2 Merrill」を発表した。
シグマは2月8日、新型「Foveon X3」(コードネーム:Merrill)を搭載したコンパクトデジタルカメラ「SIGMA DP1 Merrill」「SIGMA DP2 Merrill」を発表した。発売日は未定だが、2月9日より開催されるCP+ 2012の同社ブースで展示される。
新型の「Foveon X3」は既存と同等の性能と描写能力を持ちながら、製造工程を見直すことで全体としてのコストダウンに寄与しており、新製品はより手ごろな価格で販売される可能性がある。Merrillは同社デジタル一眼レフの最新機種「SIGMA SD1 Merrill」にも搭載されている。センサーのサイズは23.5(幅)×15.7(高さ)ミリで、有効画素数は4600万画素(4800×3200×3層 R/G/B)。
SIGMA DP1 Merrillは35ミリ換算28ミリ相当、SIGMA DP2 Merrillは35ミリ換算45ミリ相当の単焦点レンズを搭載しており、いずれもFLDガラスやグラスモールド非球面レンズなどの採用によって収差を最低限に抑制している。画像処理エンジンは「TRUE II」を2機搭載しており、RAW+JPEGの同時期録も行える。
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