どこでも撮れる、水深60mでも ソニー“アクションカム”「HDR-AS15」
自転車やスキー、ダイビングなどスポーツシーンの際に身につけて、迫力ある映像を録画する“アクションカム”「HDR-AS15」をソニーが発売する。付属ケースと組み合わせ、水深60メートルまで使用可能だ。
ソニーは9月26日、“アクションカム”「HDR-AS15」を10月12日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
自転車やスキーなどといったスポーツシーンの際に身につけて、迫力ある映像を録画する、いわゆるウェアラブルカメラやスポーツカムなどと呼ばれるジャンルの製品。バッテリー装着時でもわずか90グラムのボディには1/2.3型 総画素1680万画素の“Exmor R”COMSセンサーを搭載、レンズにはカールツァイス“テッサー”を組み合わせ170度もしくは120度の広角撮影を行える。電子式の手ブレ補正も備えているが、170度の広角撮影とした際には電子式手ブレ補正は自動的にオフとなる。
ヘルメットやハンドルバーへの装着といった、ハンズフリー状態での操作を容易に行うべく、無線LANによってスマートフォンをリモコンとして利用できるほか(アプリのインストールが必要)、撮影した動画や静止画をスマートフォンへ転送することもできる。また、本体のボタンを3つまで減らし、かつ録画開始/停止ボタンを大型にすることで、グローブをはめたままでの操作も容易にしている。
録画についてはMP4形式で、サイズは1920×1080ピクセルのフルHD以外にも、1280×720ピクセル、640×480ピクセルを選択でき(いずれも30p)、1280×720ピクセルについては120pもしくは60pのスローモーション撮影もできる。120pのスローモーション撮影ならば、ゴルフや野球のスイングチェックにも利用できる。一定間隔で静止画を撮影し続ける、インターバル撮影も可能だ(5/10/30/60秒)。
本体は防じん防滴といったタフネス性を備えないが、同梱のウォータープルーフケースを装着することで水深60メートルまでの利用が可能となる。記録メディアはmicro SDメモリーカードもしくはメモリースティックマイクロで、付属バッテリーで最大約180分の連続撮影が行えるスタミナ性能も有する。
別売オプションとして、自転車などのハンドルに本製品を取り付けるためのハンドルバーマウント「VCT-HM1」、ゴーグルなどに装着するためのマウントキット「VCT-GM1」、スノーボード先端などに固定できる接着式マウント「VCT-AM1」、カメラを頭部に固定できるヘッドバンドマウント「BLT-HB1」などが用意される。VCT-HM1ならびにVCT-GM1、VCT-AM1ついては、カメラ本体を同梱ウォータープルーフケースに入れた状態で利用する。
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