無線APやメディアサーバにもなるワイヤレスカードリーダー、「TAXAN MeoBankSD」:出張にも
加賀ハイテックは、ワイヤレスカードリーダー「TAXAN MeoBankSD」(ミーオバンク)を11月26日に発売する。手のひらサイズながら、無線LANのアクセスポイントにもなる多機能機だ。
加賀ハイテックは11月20日、ワイヤレスカードリーダー「TAXAN MeoBankSD」(ミーオバンク)を発表した。IEEE 802.11b/g/n対応のワイヤレスカードリーダーに無線LANアクセスポイント機能を加えたユニークなアイテムだ。同時リリースのSiri対応Bluetoothスピーカー「TAXAN MeoSound SR」(ミーオサウンド)、iPadにも対応する充電器&バッテリーシリーズ「TAXAN MeoPower」(ミーオパワー)新製品とあわせ、11月26日に発売する。参考店頭価格は5980円。
57(幅)×51.1(奥行き)×25(高さ)ミリ、重量は56グラムの手のひらサイズ。前面にSDカードスロットとUSBポートを備え、ここに接続したSDカード(SD/SDHC/SDXC対応、最大64Gバイト)やUSBフラッシュメモリーに対し、iOSデバイスやAndroid端末、PCから読み/書きが行える。
iPhone/iPad/iPod touchの場合は、AppStoreから専用アプリ「MeoBankSD」をダウンロード(無償)する。一方、Android端末やWindows/Macからは、WebブラウザでMeoBankSDのストレージにアクセスする仕組みだ。対応フォーマットは、FAT16/32、exFAT、NTFS。また、PCとUSBケーブルで接続し、通常のSDカードリーダーとして使うこともできる。
無線LANアクセスポイント機能もユニークだ。側面の有線LAN端子がWANポートとなり、インターネット接続を無線LANで共有。例えば、出張先のホテルに有線LANしかなかった場合でも、iPod touchやタブレット端末でインターネットを利用できる。
同社では、デジカメで撮影した写真データをiPadなどで再生する、あるいはiPhoneのストレージを圧迫せずにメディアファイルなどを持ち歩く“ワイヤレス対応メディアサーバ”といったシチュエーションを想定。専用アプリ「MeoBankSD」は、写真データ(JPG、BMP、PNG、GIF、TIF))のほかに、動画(M4V、MP4、MOV)や音楽(MP3、WAV、AAC)、書類(PDF、XLS、DOC、PPT、TXT、HTM)の再生にも対応しているため、幅広い用途に利用できるという。なお、内蔵のリチウムポリマーバッテリーは最大約3時間の連続駆動が可能。「給電なしで映画をまるまる1本視聴できる」(同社)としている。
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