ニュース
描写にこだわり「Art」な大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」
シグマが大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」をArtラインの新製品としてリニューアル。「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」として投入する。
シグマは1月29日、大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」を発表した。シグマ、ニコン、キヤノンの各カメラ用に用意する。価格及び発売日は未定。製品は、1月31日から開催される「CP+」の同社ブースにて展示される。
既存「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」(2005年発売)を「Art」ラインとしてリニューアルしたもので、レンズパワーの最適化による像面収差の補正や両面非球面レンズによる球面収差/非点収差/コマ収差の補正など、さまざま見直しを行うことで高い描写能力を実現した。
リアフォーカスとすることで撮影距離の変化に伴う収差変動を抑制するほか、スーパーマルチレイヤーコートによってフレアやゴーストの発生も抑制する。リアフォーカスの採用によって、円偏光フィルターも利用できる。
マウントには強度を高める表面処理を施した真ちゅう製。別売「USB DOCK」を利用することでファームウェアのアップデートや合焦位置の調整も行える。出荷時にはMTF測定器「A1」による全数検査も行われている。
絞り羽根は9枚羽根による円形絞りで、最短撮影距離は30センチ、最大倍率は1:6.82、フィルターサイズは62ミリ径。サイズは74.2(最大径)×63.3(全長)ミリ、435グラム(数値はシグママウント用)。
関連記事
- CP+ 2013:シグマ、CP+ブースで最新機「SIGMA DP3 Merrill」など展示
シグマがCP+の出展概要を発表した。「Contemporary」「Art」「Sports」の各交換レンズのほか、「SIGMA DP3 Merrill」など展示される。 - シグマ、「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」ニコン用の発売日を決定
シグマが交換レンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」ニコン用を1月18日より販売開始する。 - 「SIGMA Photo Pro」新バージョンにモノクロ特化処理が搭載
シグマがRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の新バージョンに、モノクロ写真に特化したプロセスを実装を追加する。 - シグマ、第3のDP 「SIGMA DP3 Merrill」
シグマが50mm/F2.8のレンズを備えた、「SIGMA DP3 Merrill」を2月より販売開始する - パソコンからレンズ調整 シグマ「SIGMA USB DOCK」
シグマは同社「Contemporary」「Art」「Sports」レンズ専用アクセサリ「SIGMA USB DOCK」を3月より販売開始する。PCを利用してレンズの各種調整が行える。 - シグマ、マクロに強いデジタル専用大口径標準ズーム「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」
開放値F2.8、35ミリ換算25.5〜105ミリ相当をカバーする大口径標準ズームレンズをシグマが発売する。最短撮影距離22センチとマクロ撮影にも強い。 - シグマ、大口径望遠ズームレンズ「SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM」発売
シグマが「S」(Sports)セグメントのサンニッパレンズを発売する。別売のUSB DOCKを利用することでAF駆動範囲や手ブレ補正効果の調整も行える。 - 追加投資なし、ミラーレスでイルミをキラキラ撮る方法
街中でキラキラ光るイルミネーション。ただカメラを向けても意外にその“キラキラ感”が残せないもの。一般的なミラーレスカメラで、イルミネーションをキラキラ撮る方法を考えます。 - 新コンセプトレンズ第一弾「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」発売日が決定
シグマがphotokinaにて発表した新コンセプトに基づくレンズの第一弾「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」の発売日が決定した。 - シグマ、「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」購入者にUVフィルターをプレゼント
シグマが「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」購入者にUVフィルターをプレゼントするキャンペーンを10月27日より実施する
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.