写真で見る、「COOLPIX A」(実写サンプル付き)
3月21日より販売される、ニコンのAPS-Cサイズセンサー搭載コンパクト「COOLPIX A」を写真で紹介する。実写サンプルもあわせて掲載する。
ニコンが3月21日より販売開始する「COOLPIX A」は、有効1616万画素 DXフォーマットのローパスレスのCMOSセンサーに、35ミリ換算28ミリ相当/F2.8の単焦点レンズを組み合わせた、いわゆる高級コンパクトデジタルカメラに属する製品だ。
ボディは最近のコンパクトデジカメとしては大柄といえる、約110(幅)×64.3(高さ)×40.3(奥行き)ミリ、約299グラム(バッテリー、メモリカード含む)の大きさだが、APS-Cサイズセンサー搭載機としてはコンパクトともいえる。仕上げには金属的な高級感があり、高級機の名にふさわしい雰囲気を醸し出している。正面には「DX」のバッジが光る。
ボタン類の配置はオーソドックス。上面には撮影モードダイヤルと電源スイッチ一体型のシャッターボタン、それに電子ダイヤル。背面液晶の左には露出補正/ISO感度/拡大/縮小の各ボタン、液晶の右には再生/メニュー/infoなどのボタンが並ぶ。鏡胴の脇にはFn1(ファンクション1)ボタンが用意されており、任意の機能を割り当て可能だ。液晶左のISOボタンはFn2としても機能する。
レンズ鏡胴にはピントリングを備える。側面にはAF/マクロ/MFの切り替えスイッチが用意されており、マクロ設定時にはレンズ面約10センチまで接近しての撮影が行える。内蔵ストロボは手動ポップアップ式。
メニューボタンが液晶の左側ではなく右側(「D600」や「D7100」など同社デジタル一眼レフではたいてい液晶左側の一番上がメニューボタン)にあるなど、COOLPIXっぽさを感じさせる部分もあるが、撮影メニューはほぼデジタル一眼レフのDシリーズに習う形となっており、ISOボタンを押しながら電子ダイヤル操作でISO感度変更など、操作法もDシリーズに準じる部分が多い。Dシリーズユーザーのサブ機としても受け入れられそうである。
以下に撮影サンプルを掲載する。撮影機能や描写については追って製品レビューで紹介する。
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