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AF速度最大2.3倍、「EOS M」に新ファームウェア
キヤノンがミラーレスカメラ「EOS M」の最新ファームウェアを提供する。適用することでAF合焦速度の向上が図られる。
キヤノンは6月6日、ミラーレスカメラ「EOS M」の最新ファームウェアを6月下旬より提供開始すると発表した。適用することでAF合焦速度の向上が図られる。
AFの駆動制御の見直しにより、適用前の状態に比べて最大約2.3倍のAF合焦速度向上を実現した(ワンショットAF、ライブ多点AF、 EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM、焦点距離55ミリでの同社による撮影時)。ただし、速度向上を実現したAFモードは「ワンショットAF」のみで、AF方式(顔+追尾優先、ライブ多点、ライブ1点)や利用レンズ、撮影条件によっても速度は変化する。
EOS Mは2012年9月より販売開始されたミラーレスカメラ。撮像素子にはEOS Kissシリーズと同サイズの有効約1800万画素 APS-Cサイズセンサーを搭載し、スピードライトなどEOSシリーズのアクセサリーを装着可能。さらにはマウントアダプターを介してEFおよびEF-Sレンズが装着可能と、“EOSシステム”との互換性を保ったモデル。
カラーは当初、ブラック/シルバー/ホワイト/レッドの4色展開だったが、4月にコミュニケーションディレクターの森本千絵氏が「旅」をテーマにカラーデザインを行ったスペシャルカラーモデル「ベイブルー」が追加されている。
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