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レンズだけカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」徹底解剖(後編)(1/3 ページ)

前編では外装やスマホ接続について説明したが、いよいよ後編では使い勝手と、肝心の写りについて。使ってみると理屈ぬきに楽しいので、いろいろと撮ってみたのだ。

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 今年一番個性的な「レンズスタイルデジカメ」こと、ソニー「DSC-QX10」と「DSC-QX100」(ただし製品版ではない)をいろいろ触らせてもらったけど、やっぱこれ、面白い(→レンズだけカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」徹底解剖(前編))。

 スマホの登場で写真の撮り方が(良くも悪くも)自由になって、気楽にあらゆるものが写真として残されるようになったんだけれども、QXはそれに輪をかけてフリーダム。

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 前回書いたようにWi-Fiを介する分、ちょっと立ち上がりに時間はかかるけど、なあに、さくっと撮りたいときはスマホのカメラを使えばいいのだ。QXをポケットに入れて持ち歩いて、「これはスマホでいいや」って時はスマホのカメラで、「ここはQXで撮りたい」ってときはQXで撮ればいいじゃないかという感じ。

 前回はあれこれ細かい話をしたので、今回はざっくりと使ってみると楽しかったよ、って話。なお、前編と同様、試作機による紹介であることをお断りしておく。

カメラをスマホに装着して撮る

 一番ポピュラーな撮り方がこれ。QXをスマホに装着して撮る。

 まずは普段使ってるマンフロットのケースごとiPhone5に装着してみた。バネを使って上下から挟むだけなので、ケースに入れたスマホでも(よほど特殊なものじゃないかぎり)そのままパコッて挟めば使えるのがよい点。

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普段使ってるケースの上から装着してしまえばOKという気楽さがよい。ここではミニ三脚に載せてるけど、普通はこの状態で手に持って撮ります

 iPhoneとQXを合体させて、歩道橋から西日暮里駅を撮ってみた。まずはQX100。画質については、製品版ではないのでコメントはなし。ただ、さすが1インチセンサー。基本画質が違う、というのはいいたい。

photophoto QX100の左が広角端、右が望遠端

 続いて1/2.3型センサー&10倍ズームのQX10。同じ場所から画角の違いも見てもらおうと思って。QX10はQX100より広角で、QX100より望遠。特に250ミリ相当の望遠は強力である。

photophoto QX10の左が広角端、右が望遠端

 人物をさっと撮ってみる。

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QX100。絞り優先AEで+1の露出補正。ホワイトバランスは太陽光。ちょっと顔が暗くなったので絞り優先にしてプラス補正をかけてみた。66ミリ相当
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QX10。こちらはプレミアムおまかせオートで。プレミアムおまかせオートで顔を検出すると、軽く美肌効果がかかるようだ。画面には顔を検出したという枠はでないけど、たぶん、Wi-Fiでリアルタイムに映像を飛ばしてる関係で、余計な処理はいれたくなかったんじゃないかと想像する

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