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シャープ、「業界最高感度」の4K対応1型1200万画素CMOSイメージセンサー:しかもエコ設計
シャープは1420mV/lux-secという高感度を実現した4K対応1型1200万画素CMOSイメージセンサーを開発した。サンプル出荷を8月下旬から開始する。
シャープは2014年8月20日、4K対応1型1200万画素CMOSイメージセンサー「RJ5DY1BA0LT」を発表した。8月21日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は2万円(税込)。量産開始は10月31日で月産8万台を見込む。
1型の光学サイズで4K動画撮影に適した3.1マイクロメートル角の大型画素セルを採用。独自の画素セル技術を活用することで、業界最高感度1420mV/lux-secを実現した。明るいシーンはもとより暗いシーンでも鮮明な画像の撮影に貢献するという。
また、画素信号の読み出しの高速化と、少ない電力でデジタル変換する独自の回路技術を搭載。4K動画を60fpsで撮影する際に、業界トップレベルの低消費電力420ミリワットを実現した。
仕様
形名 | RJ5DY1BA0LT |
---|---|
光学サイズ | 1型 |
総画素数 | 1311万画素 |
撮像画素数 | 1282万画素 |
画素サイズ | 3.1マイクロメートル×3.1マイクロメートル |
感度(typ.) | 1420mV/lux-sec |
動画対応 | 4K2K/60fps |
消費電力 | 420ミリワット(4K2K/60fps撮影時) |
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