女性誌読者もスマートフォンに関心、6割が「持ちたい」――主婦の友社調べ

主婦の友社が、自社の読者ネットワークの女性会員を対象とする調査の結果を発表。スマートフォンの所持率は6%にとどまったが、6割が「持ちたい」と回答するなど関心が高まっている。

» 2011年03月10日 21時29分 公開
[ITmedia]

 主婦の友社の企業向け調査&コンサルティングサービス「主婦の友しあわせ総研」は3月9日、ネット系キーワードについて実施したアンケートの結果を発表した。調査は2月22日から3月1日まで、独自調査組織「主婦の友読者ネットアンケートクラブ」の女性会員を対象に実施したもので、有効回答数は1769人。

 スマートフォンの所持率は6%にとどまっているが、「スマートフォンを持ちたいと思いますか?」という質問には、60%が「はい」と回答した。また電子書籍に関しても、読んだことがない人が68%に達しているものの、今後、読んでみたいかを聞くと40%が「読んでみたいと思う」と回答している。

 スマートフォンを持ちたい理由は、「スマートフォンの方が機能が良いから」という回答が50%で最多。これに「使っている人が増えているから」が22%、「スマートフォンの方がデザインがいいから」が12%、「何となく」が11%で続いた。

 持ちたいと思わない理由としては、「使いにくそうだから」が43%で最多となり、16%の「何となく」が2位となった。そのほか「携帯電話の方がデザインがいいから」が14%、「携帯電話の方が機能がいいから」が12%となっている。女性がスマートフォンに期待しているのは、高機能と使いやすさであることがうかがえる。

 なお、普段、紙の書籍を読むかどうかを聞くと、「よく読む」人が48%、「たまに読む」人が36%と、合計84%が読書習慣を持つことが分かった。電子書籍を読んでみたい理由については、「多くの本が持ち歩ける」という回答が42%で最多となった。

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