本体寿命を3年と仮定した場合、AmazonはKindle Fireの販売で1台当たり136ドルの粗利を獲得するとカナダの大手投資銀行RBC Capitalが試算している。
現地報道によると、カナダの大手投資銀行RBC Capitalは分析レポートの中で、米Amazon.comが電子書籍端末「Kindle Fire」の販売で1台当たり136ドルの粗利を獲得すると試算した。
試算したのは証券アナリストのロス・サンドラー氏で、Kindle Fireユーザー216人の購入後アンケートを元に試算。それによると、Kindle Fireはハードウェア1台あたり18ドル程度の赤字商品だが、本体寿命を3年と仮定した場合、その3年間合計でコンテンツ619.39ドル(約4.7万円)を売上げ、結果として総利益136.09ドル(約1万円)を稼ぐだろうとのこと。
なお、この試算では、Kindle Fireユーザーは1四半期あたり平均5冊程度の電子書籍を購入する前提となっているようだ。
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