発売予定時期が近づくにつれて、iPad 3に関する状況は落ち着きはじめたようだ。今、中国、台湾にあるAppleの伝統的な製造拠点から同社がiPad最新世代の新たな製造業者の追加を積極的に考慮しているというリポートに一致するさらなるニュースが飛び込んできた。
新しいiPad 3あるいはiPad HD +は9月までに市場で販売が開始されると予期されている一方、台湾を拠点とするQuanta ComputerあるいはPetagron Technologyが、端末の受注を開始次第、Foxxconn Electronicsに加えてもう1つの製造業者として浮上しそうだ。
これまでのところ、Foxxconn ElectronicsはiPadシリーズの最終組み立てを行う唯一の企業としての役割を果たしてきた。しかし、3人の死亡者と数人の負傷者を出した爆発や、それに続く火災事故の発生は、1社に依存するリスクを顕在化し、それを最小限にする目的でAppleが第2の製造拠点を求めることを余儀なくした。これに関して、台湾のPetagronはすでに100万台のiPhone 5の受注を獲得しており、競争をリードしていると考えられているかもしれない。
また、新しいiPadは結局iPad 3と指定されないかもしれないという予測もある。その代わりに、近日発売予定のiPadは現在のiPad 2からの進化を示唆するiPad 2 plusとだけ呼ばれるかもしれない。新しいiPadあるいはiPad 2 plusは、強化されたディスプレイとさらに薄くなった本体を持つ現在のiPad 2を超える幾つかの改善点を誇らしげに示すと期待されている。
このことについて、より多くのことが明らかになるまで状況を見守ろう。
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