エンタープライズ:特集 2003/08/29 18:00:00 更新


特集:第1回 Sun ONE Application Server 7概要とSun ONEを知る (5/5)

Sun ONEプラットフォームは多岐に渡る製品群の総称

 さて、ここまでSun ONE Application Server 7について話を進めてきましたが、これに加えサンはインターネットサービスを実現するために必要な製品を「Sun ONEプラットフォーム」として提供しています。

 Sun ONEプラットフォームの特徴は、J2EE、LDAP、HTTP、XMLを始めとする標準テクノロジーを採用していることです。サンは標準テクノロジーを採用することにより、既存の資産を有効に活用し、また既存の資産を将来につなげることでTCO削減を狙っています。

 Sun ONE プラットフォームを中心としたサンの新たなソフトウェア提供モデル「Project Orion」も注目です。

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図9■Sun ONE Application Server 7のプラットフォーム概念図


表■Sun ONEプラットフォームの製品名と内容
Sun ONE Directory Server LDAP標準に準拠したディレクトリサービスを提供
ユーザの個人情報やデバイスのプロファイル情報などを集中的に格納し高速に照会
数百万人規模のユーザ認証や個人情報管理に利用できるスケーラビリティと管理機能
Sun ONE Identity Server 認証情報、アクセス権限の情報、個人情報などを集中管理するアイデンティティ管理プラットフォーム
複数のWebサーバ、アプリケーションサーバをひとつのユーザID、パスワードで利用できるようにする「Webシングルサインオン」機能を提供
ユーザの職務や組織内での肩書きなどのロールに基づいた効率良いアクセスポリシー設定と管理
SAML, Liberty 1.0対応
Sun ONE Portal Server 企業内外に散在するさまざまなコンテンツはアプリケーションを統合する企業ポータル構築プラットフォーム
利用者の所属部門や組織の職務、個人の好みにあわせたコンテンツをブラウザに表示
ロールベースのコンテンツへのアクセス管理
全世界385サイトの導入実績
Sun ONE Identity Serverとの連携によるシングルサインオン機能
Webサービス、Portlet API標準への準拠
Sun ONE Web Server HTTPサーバソフトウェア
Javaサーブレット、JSPを高速に実行
充実した仮想サーバ機能
Sun ONE Messaging Server ISP、大企業で安心して使用出来るキャリアレベルのスケーラビリティを備えた製品
ワールドワイドで2億メールボックスの販売実績
サービスプロバイダ市場で31.8%のシェア (Radicati, 2002)
SMTP/ESMTP、POP3、IMAP4、HTML、LDAPなどインターネット標準への準拠
仮想ドメインなどの技術実装
Sun ONE Calendar Server XML,iCalendar形式などをサポート、オープン標準への準拠
高い拡張性と容易なカスタマイズ(APIの提供)複数のカレンダーによる重ね合せが可能(用途別カレンダー作成)
Sun ONE Message Queue Javaのメッセージング通信標準「JMS :Java Message Service」準拠の非同期通信ミドルウェア
ポイントトゥポイント、発行と引用(Publishand Subscribe)のメッセージングモデル
クラスタリングによるスケーラビリティ暗号化、認証、アクセス制御など豊富なセキュリティ機能

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[高山義泉,ITmedia]