エンタープライズ:特集 2003/09/12 18:00:00 更新


特集:第2回 Sun ONE Application Server 7のインストールと基本操作 (3/6)

基本的な動作確認をしてみよう

 次のコマンドで管理サーバ、アプリケーションサーバが起動できます。

<インストールディレクトリ>\bin\asadmin start-appserv

 なお、「Sun ONE Application Server7 Standard Editionのインストール」で挙げたように、「c:\Sun\AppServer7」へインストールした場合には、Windowsの「コマンドプロンプト」で「c:\Sun\AppServer7\bin\asadmin star」と指定すればよいです。

 サーバの起動後は、次のURLにアクセスして動作確認をします。

管理サーバ:
http://<ホスト名>:<管理サーバポート>/
アプリケーションサーバ:
http://<ホスト名>:<アプリケーションサーバポート>/

 

ADMIN0.jpg

 

SERVER0.jpg

Standard Editionの管理方法はWebベースとコマンドラインの2種類

 Sun ONE Application Server 7の管理ツールには、「Webベース管理コンソール」と「コマンドラインツール(asadmin)」、2種類のツールが用意されています。このツールで機能すべての管理を行えるのです。ここでは、その中からJ2EE Webアプリケーションを動作させる上で必要不可欠な操作を挙げます。

1. 管理サーバの起動と停止

 アプリケーションサーバの管理を行うためには、まず最初に管理サーバを起動する必要があります。

コマンドライン:
<インストールディレクトリ>\bin\asadmin
起動コマンド:asadmin start-appserv
停止コマンド:asadmin stop-appserv

 なお、このコマンドはアプリケーションサーバも同時に起動されます。

2. アプリケーションサーバの起動と停止

コマンドライン:
<インストールディレクトリ>\bin\asadmin
起動コマンド:asadmin start-instance server1
停止コマンド:asadmin stop-instance server1

 「server1」は、インストール時に作成されるデフォルトインスタンスです。

Webベース:http://<ホスト名>:<管理サーバポート>/

 次のようにインスタンス「Server1」を選択して、「起動」、「停止」ボタンをクリックして動作を確認しましょう。

ADMIN0.jpg

 そのほか、Windows版であれば「サービス」パネルからの起動、停止操作も可能です。

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[高山義泉,ITmedia]