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Red Hat Linux 7.1移行では、ハードディスクなどのデバイスとマウントポイントを設定する「/etc/fstab」ファイルに、記述仕様変更が加えられている。
従来までには見られなかった、行頭に「LABEL=」と書かれている点だ。例えば、次のようになっているだろう。
$ cat /etc/fstab 〜中略〜 LABEL=/boot /boot ext2 defaults 1 2
従来までのfstabでの記述は、次のようにデバイス名とマウントポイントを記述しておけばよかった。
/dev/hda1 /boot ext2 defaults 1 2
しかし、前述したように仕様は変わり、再起動時の自動マウントを設定するには次のように操作する必要がある。ここでは「e2label」コマンドを利用するのがポイントだ。
1. マウントポイント作成 # mkdir /disk2 2. ラベル付け # e2label /dev/hda3 /disk2 3. /etc/fstabに以下を追加 LABEL=/disk2 /disk2 ext2 defaults 1 2
以上のように、/etc/fstabファイル内ではデバイス名を意識せず管理ができるよう変更されている。
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