サイボウズ、メールワイズのバージョンアップを発表

サイボウズは、同社のCRM製品「サイボウズ メールワイズ」の新バージョンを7月下旬から発売する。

» 2004年06月30日 21時37分 公開
[ITmedia]

 サイボウズは6月30日、同社のCRM製品「サイボウズ メールワイズ」の新バージョン「サイボウズ メールワイズ ver.2.0」(開発コードネームMambo!)を2004年7月下旬から発売することを発表した。

トップ画面 「サイボウズ メールワイズ ver.2.0」のトップ画面(クリックで拡大します)

 同製品は、メールや電話、訪問など顧客とのやりとりを統合的に管理し、的確な顧客対応を可能とするCRM製品。システムとしては、WindowsまたはLinuxが動作するサーバ上で、IISやApacheなどのWebサーバソフトウェアを動作させる。このマシンに同製品をインストールすることで、メールサーバから情報を取得し、Webブラウザからのメール操作を可能とする。

 なお、実際の運用には固定IPを割り振る必要がある。また、Windows版では、サーバーマシンにWebサーバーが稼働している/いないを判断し、Webサーバーが稼働していない場合は、自動で同社のWebサーバソフトウェア「サイボウズWebサーバー」がインストールされる。

 従来のインバウンド(対応業務)機能に加え、顧客情報の分析機能や、簡易メール一斉配信機能(一度に配信可能な件数は1000件)など蓄積されたデータを有効に活用できる新機能が搭載された。また、利用するユーザーごとに顧客データへのアクセス権を設定可能なほか、サイボウズ製品間でシングルサインオン的な連携機能も備える。

未対応のメールや対応状況なども簡単に把握できるインタフェースとなっている。

 価格は5ユーザー版の29万8000円から。無制限のメールサポートが付属する。また、新バージョン発売を記念して本日6月30日より7月25日まで、現行製品を特別価格で購入できるキャン ペーン「最大十万円お値引き祭り」が実施される。

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