.NETコードをJavaに変換するツール登場

» 2004年08月12日 10時18分 公開
[IDG Japan]
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 米Microsoftは既にJavaコードを.NETアプリケーション開発プラットフォームに移行するためのツールを出しているが、StryonはMicrosoftと逆のことをやろうとしている。

 StryonのiNet製品を使うと、Visual Basic .NET、C#、J#で作成したアプリケーションやWebサービスをJavaに変換でき、コード書き換えの手間もかからないという。

 「Microsoftの手が入ったコードをピュアJ2EEコードに変換できる」とStryonのジム・スチュワートCEO。iNetの主な利用者は、.NETアプリケーションをWindowsからLinuxに移したいユーザーや、Linuxベースのメインフレームに.NETアプリケーションを統合したいユーザーだという。

 また、iNetはCore、ADO.NET、XML、ASP.NETなどの.NETクラスライブラリも変換する。

 iNetの出荷は既に始まっている。価格はLinuxかWintelシステム向けが995ドル、UNIX向けが9995ドル、メインフレーム向けが19995ドル。同社サイトでは評価用に30日間無償でiNetが提供されている。

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