日本ベリサイン、マネージドPKIサービスの顧客向けに個人情報保護コンサルサービス

日本ベリサインは、「ベリサインマネージドPKIサービス」の顧客を対象にした「登録局向け個人情報保護コンサルティングサービス」を開始した。

» 2004年08月30日 17時42分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは8月30日より、同社の認証局構築サービス「ベリサインマネージドPKIサービス」の顧客を対象にした「登録局向け個人情報保護コンサルティングサービス」を開始した。

 電子証明書を発行する認証局では、発行対象者のさまざまな個人情報を収集、参照することになる。個人情報保護コンサルティングサービスは、このうち本人の確認や登録作業を行う「登録局」の部分で、適切なセキュリティ対策が施されているかどうかを確認するものだ。具体的には、電子証明書の発行・失効などに関わるデータベースやファイルに格納された個人情報に対し、個人情報保護法で求められているような適切な安全管理措置が施されているかどうかを確認する。

 この結果、診断基準をクリアした顧客には、従来の「電子認証局賠償責任保険」に加え、「個人情報漏えい担保特約」が付加される。この特約は、従業員の重過失や故意の不正行為によって個人情報漏洩事件が発生した場合、最大5000万円までの保険金が支払われるというものだ。

 登録局向け個人情報保護コンサルティングサービスの価格は、1登録局当たり42万円。日本ベリサインでは、既に展開している情報セキュリティ全般にわたるコンサルティングサービスなどと組み合わせて提供していく。

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