松下電器と損保ジャパン、企業向けセキュリティ事業で協業

松下電器産業と損害保険ジャパンは、企業向けのセキュリティ事業に関して提携を結んだ。

[ITmedia]

　松下電器産業と損害保険ジャパンは12月10日、企業向けのセキュリティ事業に関して提携を結んだ。

　この協業にともない、両社および損保ジャパンの関連会社である損保ジャパン・リスクマネジメントは共同で、セキュリティコンサルティングと、それに基づくセキュリティ製品／サービス群の提供、システム構築を行う。特に2005年4月に控える個人情報保護法の全面施行を視野に入れ、物理的セキュリティ、情報セキュリティおよびリスクマネジメントにまたがった対策を提供していく。

　また損保ジャパンは、コンサルティングを通して明らかになった個々のリスクに応じて、提供させるセキュリティ製品／サービスを補完する損害保険を提案していく。

　両社は今回の協業によって、企業に存在するリスクを総合的に把握し、それを踏まえた具体的なリスクヘッジを検討できるようになるとしている。