HDEとレスキューナウ、災害情報配信システムの構築で協業

HDEとレスキューナウは、災害情報やライフライン上などのコンテンツを配信する災害情報配信システムの構築で協業を発表した。

» 2005年01月19日 11時32分 公開
[ITmedia]

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)とレスキューナウ・ドット・ネットは1月19日、メールを利用した災害情報配信システムの構築で協業を発表した。

 1995年1月17日の阪神・淡路大震災から10年。自治体では防災無線システムの普及、民間企業では安否確認システムの整備などがそれなりに進んでいる。しかし、携帯電話や地上波デジタル放送など新しい通信インフラの台頭、昨今、多発している台風・地震などの自然災害を受け、自治体・民間企業では新たな防災システムの構築を検討している。

 今回の協業で、HDEとレスキューナウは災害情報配信システムと災害情報コンテンツという相関の深い二つを組み合わせて自治体・民間企業に提案していくという。

 具体的には、レスキューナウが地震や台風などの災害情報や鉄道・航空などのライフライン情報などの災害情報コンテンツを、HDEは、メールアドレス収集用のWebページ作成ツールと、収集したメールアドレスへのメール配信システムとして「HDE Customers Care」を提供する。

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