コンパクトさとポート密度を両立、ファウンドリーがスイッチ製品の新ファミリを投入

ファウンドリーネットワークスは、これまでのボックス型製品とモジュール型製品との間に位置する新たなスイッチ製品「SuperXファミリ」をリリースした。

» 2005年01月25日 19時47分 公開
[ITmedia]

 ファウンドリーネットワークスは1月25日、6Uサイズの筐体に、最大で10ギガビットイーサネット(10GbE)ポートを128ポート搭載可能な新たなスイッチ製品「SuperXファミリ」をリリースした。

 同社はこれまでも、ポート密度やパフォーマンスに優れたレイヤ2/3スイッチ製品を提供してきたが、今回リリースされたSuperXファミリの最大の特徴は、その筐体。小型のボックス型モデルとハーフラックサイズのモジュール型ハイエンドモデルの中間に位置する形で、コンパクトでもパワフルな機能/処理能力を提供するという。

 同シリーズは6Uサイズの筐体に、最大で8枚のモジュールを格納でき、環境に応じて拡張が可能だ。10GbEは最大128ポート、10/100/1000BASE-Tは最大1632ポートまで搭載できる。従来製品と同様、電源などのコンポーネントはホットスワップ対応だ。

 製品はルーティング能力や対応機能によって、エッジやワイヤリングクローゼット向けでPower over Ethernet対応も可能なL2/3スイッチ「FastIron SuperX」、アグリゲーションレイヤ向けの「TurboIron SuperX」、企業バックボーンやメトロエリアネットワークでの利用を想定し、BGPにも対応したレイヤ3スイッチ「BigIron SuperX」の3モデルが用意されている。

 価格は、FastIron SuperX本体が1万6485ドル、10GbE×2ポートのモジュールが6595ドル、GbE×24ポートのモジュールが7695ドルなど。FastIron SuperX/TurboIron SuperXは既に出荷が開始済みで、BigIron SuperXについては3月にリリースされる予定だ。

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