ECソフトは、持ち出しPC向けの情報漏えい対策ソフト「pointsec」の最新版を4月以降に販売する。
NECソフトは1月28日、スウェーデンのPointsec Mobile Technologiesが開発した情報漏えい対策ソフト「pointsec」の最新版を4月以降に販売すると発表した。
pointsecは、PCのHDDや外部メディア全体を暗号化して盗難や置忘れによって起こる情報漏えいを防止するためのソフト。Windows起動時のブートロック認証とディスク自動暗号化機能により、第三者のPC使用を防げる。
今回発表された最新版では、特に外部メディアの暗号化機能(Pointsec Media Encryption:PME)を強化。従来バージョンでは、PME機能を導入していなければ、データの暗号化/複合化ができなかったが、最新版では、pointsecが導入されていない顧客先のPC上でもパスワード入力により暗号化/複合化できるようにした。また、ハイパースレッディングにも対応する。
価格は、HDDを暗号化する「Pointsec for PC 5.0」のAdministrator's Packageが50万3000円、ユーザーライセンスは1万9000円(20ライセンスから)。「PME 2.0」は、Administrator's Packageが4万4200円、ユーザーライセンスが9200円(20ライセンスから)となっている。
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