ベリタスは、異種環境のストレージ管理機能を強化した統合ストレージ管理ソフト「VERITAS CommandCentral 4.2」を発表した。
ベリタスソフトウェア(ベリタス)は6月29日、異種環境のストレージ管理機能を強化した統合ストレージ管理ソフト「VERITAS CommandCentral 4.2」(英語版)を発表した。6月30日に出荷を開始する。
CommandCentralは、一元化された管理コンソールからストレージやサーバの管理、監視、計測をするためのソフト。ストレージやバックアップ/リカバリ、サーバリソースの利用状況を、アプリケーション別、部門別、地域別に、設定した区分や業務単位で把握できる。同社は、データセンター管理の標準化と簡素化を実現するものとしている。
最新版では、プロセス自動化エンジンがストレージ管理ソフト「VERITAS Storage Foundation」と統合された。また、VERITAS CommandCentral 4.2アダプタがストレージプロビジョニングやデータベースのテーブルスペースのサイズ変更といった、データセンター内の共通作業のワークフローおよびプロセスを自動化。Oracleデータベースや、EMCのストレージシステム「EMC Symmetrix/CLARiiON」向けアダプタを備えている。
そのほか、2004年1月に買収した米Ejasentのメータリング(利用量計測)機能が統合したほか、対応するプラットフォームやアレイが拡大したという。
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