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» 2007年04月27日 13時36分 公開

PasslogixとRSA、認証技術を統合

PasslogixはRSA SecurIDをシングルサインオン製品v-Goに組み込む。

[Brian Prince,eWEEK]
eWEEK

 PasslogixとEMCのセキュリティ部門RSAは、RSAの2ファクター認証技術をPasslogixのシングルサインオン(SSO)プラットフォームに統合する戦略的提携を結んだ。

 この合意は、両社の提携における戦術的転換を示すもの。約3年前、RSAがEMCに買収される前に、RSAはPasslogixのSSO技術を基にRSA Sign-on Managerを設計した。現在、Passlogixは返礼としてRSAのSecurID技術をv-Go SSO製品に統合しようとしている。

 「SecurIDをv-Goに組み込むことで、このソリューションをもっと多くのユーザーに提供できると思った」とRSAの製品管理・マーケティング担当副社長トファー・ウィンスロー氏は語る。

 両社の担当者は、v-GoとRSA SecurIDの統合を強化し、ユーザーが複数のアプリケーションのパスワードやWindowsログオンを必要としない、シームレスな体験を提供するために協力すると話す。統合強化はv-Go Authentication Manager、v-Go Credential Manager、強力な認証の導入をサポートし、2ファクター認証デバイスのプロビジョニングとプロビジョニング解除を簡略化するv-Goアドオンモジュールに適用されると担当者は言う。

 今回の合意により、PasslogixはRSA SecurIDをSSOプラットフォームに組み込むことを認められた唯一のエンタープライズSSOベンダーとなる。両社は契約の金銭的条件を明かしていないが、両社の関係者は、この提携は両社が提供する機能を使いたいという顧客により緊密なレベルの統合とSSOソリューションを提供するという点で意見を一にしている。またこの契約では、RSA Sign-on Managerの責任をPasslogixに移管する。

 Passlogixの営業・製品管理副社長ステファン・ファイマット氏は、同社は理にかなっていればいかなる場合でもSign-on Managerとv-Go製品を統合することを考えると語る。例えば、PasslogixはRSAのIntelliAccess技術の統合を検討するという。IntelliAccessは、ユーザーがWindowsパスワードを忘れたり、RSA SecurIDトークン、スマートカード、その他認証デバイスを使えない場合でも、ESSO(エンタープライズシングルサインオン)証明書にアクセスできるようにする。

 同氏は、完全に統合された新しい製品の提供時期は明かさなかった。準備ができ次第、Passlogix、同社のOEM、チャネルパートナーから直接提供される。

 その間も、現行のSign-on Managerユーザーが見捨てられたような思いをすることはないはずだ。同製品のサポート、開発、メンテナンスの責任は管理されたプロセスの下でPasslogixに移管される。同社はRSAが年内に投入する見込みの新版と、既に導入している製品を3年間サポートする。Passlogixは2010年12月までv-Goプラットフォームへの無料移行も提供する。

 さらに、PasslogixはRSA SecurIDの公認リセラーとなる。

 業界アナリストのグレッグ・クレイズマン氏は、RSAは競争の激しいESSOビジネスから移行しつつあると指摘する。

 「Passlogixリセラー市場は競争が激しく、IBMとOracleも参入してきた」とGartnerに勤める同氏は言う。「今回の契約は現行のRSA Sign-on Manager顧客にとっていいことだ。サポートは継続され、Passlogix v-Goに移行するまでの期間も長い」

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