2009年通期では過去最悪となる約159万種の新たなマルウェアが見つかったという。
ドイツのセキュリティ企業G Data Softwareは2月10日、2009年7〜12月期のセキュリティ動向をまとめた報告書を公開した。
期間中に同社が観測した新種のマルウェアは92万4053種で、通期では158万8005種と、2008年を約90万種を上回った。20秒おきに新たなマルウェアの攻撃発生したことになるという。
構成別では、トロイの木馬型が42.6%を占めて過去最悪になった。以下はダウンローダー、バックドア、スパイウェア、ワームの順番だった。亜種を含めたマルウェアファミリー別では前年を下回り、特定のマルウェアから幾つものマルウェア亜種が作成されていると分析する。
プラットフォーム別では、Windowsが99.0%を占めたが、Macやモバイルプラットフォームに対する脅威も高まっているという。
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